ブログ | 福島市 学習塾 高校受験 個別指導 A-TOP - Part 30
【その日よりその時】「勉強のヒント」444
今日の一言:
「その時にできることをやってしまう」
解説:
時間をうまく使っている生徒をみかけた。始業前5分、休み時間の5分で、学校の宿題をやれるところまでやってしまうのだ。見かけでは、たった10分の違いにしか見えない。
これに対して「たった10分なら家でやっても同じだろう」と反論する人もいるだろう。
または「いや、それを週に2回塾に通うとして1ヶ月に換算したら80分になる」と時間の大切さを訴える人もいるかもしれない。
実は、そういった「時間の積み重ね論」以外に別の視点をこの生徒は持っている。それは、
「その時にできることをやれる時にやる」
という考え方だ。
だから、宿題が出されればそれが溜まる前にどんどん終わらせる。やれることはその時にやってしまおうという考え方を持っているのだ。
終わらせることが早ければ、先のことを考える時間を持てる。
すると「緊急度は高くないけれど重要度が高い」勉強に手をつけることができる。この考え方を習慣化しているならば、成績に差がつくのは明らか。いや、人生の時間に差がつくと言っても過言ではない。
「その時にできることは何か」を常に考えよう。
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【過去問から学べることは無限】「勉強のヒント」443
今日の一言:
「正解だったからといって終わりじゃない。その問題の狙いを理解してやっと完璧になる」
解説:
過去問を3回解いた。答えを暗記してしまっているせいか、ほぼ満点を取れるようになった。だからといって、過去問から学べることはゼロかというとそんなことはない。
出題者の意図を理解するまでは完璧にならない。
高校受験・大学受験の問題は、いずれにしても優秀な先生が校正に校正を重ねて問題を作成している。誰からも文句が出ないように細心の注意を払っているのは言うまでもない。しかも、その問題には『ココはできてほしい』という意図があるのも事実だ。
この世に存在しない『誰か』が問題を作っているのではないのだ。
作成者はその問題を通じて、「この単元のココはぜひできてほしい」という気持ちを表現しているといっていい。
その問題の狙いは何なのか?受験生に何を理解してほしかったのか?
それを考えれば、もっと掘り下げた勉強の仕方があるはずだ。
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【目標点まで】「勉強のヒント」442
今日の一言:
「目標点まであと何点か逆算せよ」
解説:
模擬テストも残り回数がわずか。入試の目標点までいったいあと何点足りないのか。合計得点はもちろん、科目別に足りない点数を細かく分析し、場合によっては戦略そのものを練り直す必要がある。
【分析に必要なデータ】
1.志望校合格のための必要得点
2.現時点での科目別・単元別得点力
3.入試までの残り日程と正確な時間数
これらより、上げなければならない科目・単元の、1日当たりに充当できる時間を割り出し、何を使って勉強するのか計画する。
一度決めたら、途中でどんな誘惑があろうともぶれてはいけない。
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【自己評価をするなら】「勉強のヒント」441
今日の一言:
「自分で自分を評価するのには、客観的な数値が必要だ」
解説:
講師「どう?最近勉強してる?」
生徒「してますよ」
講師「どのくらい」
生徒「う~ん。まぁ、前よりは。」
後日、家の人に聞いてみると、
「ほとんど変わっていません。テレビを見る時間は前と変わっていませんから。」
この認識の違いはどこから生じるのか。
自分で自分を評価するのは甘くなりがちだ。以前に比べて勉強していることは自分自身でわかる。が、はたしてそれはどのくらい勉強時間が長くなっているのかは、実際の勉強時間を計測してみなければわからない。
あいまいに「なんとなく長く」勉強しているだけでは伸びない。自分への甘い評価が安心感を生んでしまうからだ。
本当に集中している勉強時間をストップウォッチで計測し、それを毎日記録してみるといい。記録したものは、家族のみんなが見えるところにグラフ形式で掲示する。
これで以前よりどのくらい勉強しているかは一目瞭然。量が確保できていない人にはおススメな方法だ。
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【謙虚さと自尊心】「勉強のヒント」440
今日の一言:
「謙虚な心で吸収し、自尊心を持って実行する」
解説:
謙虚さだけでは、自我を失う。自尊心だけでは、成長できない。
「なるほど。そうなのか」と謙虚さを持って情報を受け取るのはいいことだが、それだけでは「じゃぁ何をすればいいんだ?」と自分を見失ってしまう。
かといって、
「自分は今までこうやってきたから、そんなのは受け入れられない。」と自尊心だけが前に出てしまっていては、せっかくの情報が無駄になる。
謙虚な心と自尊心を併せ持てば最強だ。
謙虚な心で情報を受け取ったならば、自尊心を持って実行に移すんだ。
キーワードは、
「なるほど。そうなのか」⇒「自分ならば、こうやると○○できるはずだ」
ちなみに、優秀な生徒は、
「謙虚にアドバイスを聞き、さりげなく実行している」
ものである。
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【気まぐれ日記】よってたかって…
突然だが、最近の風潮について書きとめておきたい。
そもそも『風潮』というのは誰が作るだろうか。国民全体?東京?OL?高校生?中学生?
もちろん、根本的には国民全体なのだが、実際は国民自らそれを創り出しているわけではないだろう。
風潮に影響を与えているモノの一つに、『マスメディア』が挙げられる。
マスメディアとは、人と人との間で情報を伝達する手段そのものであったり、コミュニティ内の感情を共有するためのものだったりする。
その代表的なものがテレビだ。新聞もインターネットももちろんマスメディアだが、テレビほど影響は大きくない。それは、自分自身が触れている時間の長さを比較すればわかる。
昨日、目にした(耳にした)メディアで最も時間が長かったのは何かと思いだせば、一部の職業の方を除いては老若男女問わずテレビのはずだ。
そんなテレビだが、最近は何かと『揚げ足とり』の風潮があるように感じる。
少し前では「カップラーメンの値段が400円」とか、「ホッケの煮付け」とか…。
ワイドショーを中心に、こんな人が首相をやっていていいのでしょうか的なノリで、おもしろおかしく報道していた。
確かに、カップラーメンは140円程度だということは庶民なら誰でも知っているだろう。
しかし、キャベツ1個はいくらかと聞かれると、自分は庶民であるはずなのに自信がない。
ホッケに煮付けはないということを知っていたかといえば、「まぁ、確かに開いて焼かれている姿しか見たことないよなぁ」という程度の知識である。骨、取りやすくていいんだよなぁ。あの魚。
別に麻生首相を擁護するわけではないのだが、そんなくだらないことを大々的に取り上げるのはどうなのだろうか。よっぽどその時間を『裁判員制度特集』に充てた方がいいと思える。
クイズ番組の「おばか」組の人気を考えれば、人の失敗・失言をテレビで取り上げるのは確かに視聴率が取れそうである。視聴者は「そんなのも知らないんだ」と優越感に浸れるから、視聴者から共感を得やすい。
ただ、これはとても危険な風潮のような気がするのである。テレビ(を含めたマスメディア)が1人をよってたかって責め立てる。手を替え品を替え、次から次へと追及していく。
もちろん、マスメディアが首相に同調しすぎるのも危険なのはわかっている。しかし、度が過ぎてはいないだろうか。
私には、テレビそのものが『揚げ足とり』をしながら「いじめ」を容認しているような気がしてならない。
「あはは。こいつ何でこんなのもしらねぇの?あほか?」
「そんな漢字も読めないんだ。それはヤバイでしょ。」
もし、学校で自分の子供がクラスのみんなにこんなことを言われたら、それはそれは…。
まぁ、確かに、一国の首相なのに「その発言は…」と首をかしげざるを得ない発言があるのも事実である。また、それが多いのも事実である。
ただ、肝心な本質の幹の部分を報道せずに、枝葉の部分ばかり取り上げて報道するのは、テレビ(を含めたマスメディア)本来の意義を脱してはいないか。
また、こういったブログなどで『炎上』という言葉が流行るのも、まさにそういった最近の風潮を象徴している。
さらに、「KY=空気が読めない」という言葉も同様だ。
「ここはみんなと一緒に責め立てようぜ」
「いやいやちょっと待てよ。本質を議論しよう。」
「何だよ、KYだな。ここはみんなに合わせろよ」
いつからこうなってしまったのだろうか。昔からそうだったような気もするが、それが最近になって特に気になるのは年をとったせいなのか。
テレビ(を含めたマスメディア)の報道に対して、
本質はどこにあるのか?
事実はどうなのか?
自分の意見はどうなのか?
テレビだけに頼らず複数のメディアから情報を収集することで、本質を見失うことなく自分の意見を確立していきたいと思う今日この頃。
また、生徒にも物事の本質をとらえる力をつけてほしいと願う今日この頃である。
【考え方を磨く】「勉強のヒント」439
今日の一言:
「受験テクニックを磨くことは重要だが、人間力を磨くこともさらに重要である」
解説:
受験テクニックを磨けば、すぐに点数が上がりやる気が出る。しかし、壁にぶつかった時にテクニックだけでは乗り越えられないことに気付く。
壁を乗り越えるためには何が必要なのか。
それは、受験勉強を通じて磨くことができる「人間力」である。
ここでいう人間力は、
(1)知識力 (2)思考力 (3)自律力 (4)想像力 (5)社会力 の5つだと私の塾では考えている。
知識力は言うまでもなく、受験に必要な知識である。受験テクニックを磨くことは、この知識力に入る。
思考力は、論理的に考える力である。何か解決できない問題に対して、どう取り組めばよいか。どのような方法が有効かを、順序立てて考える力だ。
自律力は、自制する力・自己管理力と言い換えられる。自分のやりたい遊びを我慢して、目標に向かって取り組む力だ。
想像力は、自分の将来を描く想像力に加えて、『こうなったら、ああなるだろうな』という先を予測する力に等しい。
社会力は、社会人としてルールを守り他者とコミュニケーションを取りながら自分の意見を表現する力といっていい。
勉強ができることはもちろんすばらしいことだ。が、なぜ勉強をしているかと言えば、勉強を通じてこれらの人間力を磨くことができるからだ。
逆に言えば、これらの人間力が磨かれないような勉強のやり方では無意味だ。今、自分が勉強している時の勉強に取り組む姿勢は、人間力が磨かれるやり方だろうか?
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【書き出してみる】「勉強のヒント」438
今日の一言:
「どれから手をつけていいかわからない時は、やるべきことをすべて書き出してみるといい」
解説:
用意するものは、付箋とB4横(B5横)程度の紙。
まずは、やるべきことを付箋1枚につき1つ書き出していく。思いつく限り書き出す。
次に、用意した紙を四つ折りにし、4つのゾーンを作る。
そして、先ほどの付箋をその紙にペタペタ貼っていく。
貼り方はこんな感じでいいだろう。
緊急度が高いものは左に、低いものは右に。
重要度が高いものは上に、低いものは下に。
まず手をつけるべきは、左上にある付箋。「緊急度が高く、重要なもの」だからだ。
余計なことを考えず、その勉強は終わらせなくてはいけない。
次に、手をつけるべきは、左下にある付箋。「重要ではないが、緊急度が高い」からだ。
この左下のゾーンはできる限り少ない方がいい。このゾーンが多い人は、ギリギリにならないとやらないタイプで受験生(社会人)として望ましくない。
最もやらなくてはいけないのは、右上にある付箋。「緊急度は高くないが重要なもの」だ。入試までにはやるべきことだが、今じゃなくていいもの。これらの勉強をいかにして終わらせるかが成績向上のカギになる。
しかし、時間は有限。これが多すぎてやりきれない場合は、優先順位をつけて重要度を下げるしかない。
左下のゾーンに追われた生活をやめにして、右上の勉強に今すぐとりかかろう。
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【気まぐれ日記】ゴミは拾え
「でっかいことをやりたいならそこに落ちている目の前のゴミを拾おう」
(記憶で書いているのでこれが正確な表現ではない)
昔、何かでこれを目にした時、人生観が変わるくらいの衝撃を受けた。
確か、とても有名な経営者の言葉だったと思う。
これを目にするまでの私は、
「偉い人はきっとチマチマしたことはやらないに違いない」
「何かを成し遂げた人は、いきなり大発明をして大金持ちになったはずだ」
「資格さえ取っちゃえば就職も楽だし、給料も上がるだろう」
と、極端だが、少なからずこんな感じの甘っちょろい考え方を抱いていた。
しかし、冒頭の言葉を読んだ私は、頭をおもいっきり棒で殴られたぐらいの衝撃を受けた。
そうなのだ。でっかいことをやった人たちも、最初は小さなことから始まったのだ。
しかも、彼らはその小さなことを普段から積み重ねているわけである。
積み重ね方も半端じゃない。例外なく毎日積み重ねるのだ。
つまり、生活習慣そのものをみてもやはり「成功する人」なのである。
別に仕事っぷりがとりわけスゴいというわけではない。
(もちろんスゴいのだが)
普段の意識が違うのだ。
目の前にゴミが落ちていれば必ず拾うだろうし、1円玉が落ちていたら「今助けてやるぞ」と言って大事に拾うに違いないのである。
自分の仕事に関係することならば、ひとつでも多くの情報を得ようとするだろうし、自ら情報を発信するはずなのである。
家人に頼まれていたモノは、買い忘れることなくその日のうちに買ってくるに違いないのだ。バームクーヘンを買ってきてと言われてチーズケーキを買ってきてはいけないのである。
ゴミの日をうっかり忘れてしまい、キッチンにゴミ2袋もためてはいけないのだ。
普段からの意識は大事である…。
(勉強のヒント437参照)
【見えない部分を磨く】「勉強のヒント」437
今日の一言:
「私たちの能力は氷山の一角で、目に見えない可能性に満ち溢れている」
解説:
この一言には続きがある。
「…可能性に満ち溢れている。しかし、その可能性を大きくするも小さくするも自分次第である。」
私たちが普段目にしている能力は、氷山の一角で人間の能力からすればほんの一部である。
見えている部分で差がついていると感じている人もいるかもしれないが、実際は見えていない部分において、氷山自体の大きさに差があるのも事実だ。
目に見えない可能性を大きくするのには、勉強はもちろん、勉強以外の生活習慣によるところが大きい。
今目の前に落ちているゴミを拾う。
洗面所で水をこぼしたら拭く。
玄関で脱いだ靴を揃える。
落し物をした人がいればすかさず拾ってあげる。
自分が使ったものは元に戻す。
こんな小さな生活習慣が自分の可能性を大きくする。勉強ももちろん重要だが、「誰かがやってくれるだろう」という意識がある限り、氷山自体は大きくならない。
目に見えない部分をコツコツ磨いている人こそ、真の成功者だ。
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