ブログ | 福島市 学習塾 高校受験 個別指導 A-TOP - Part 50
【時間感覚を養うための習慣】「勉強のヒント」279
今日の一言:
「時間感覚を養うためのキーワードは、『予測と記録』だ。」
解説:
受験生にとって大切なのは、『時間感覚』だ。
入試直前になって、ある科目の復習に予想以上に時間がかかることがあるのは、心理的によくない。
今のうちに、『時間感覚』を養う必要がある。
そのためのキーワードは、『予測と記録』だ。
問題集・宿題・まとめなど、どんな勉強でもいいので、取りかかる前にまずは予測をつける習慣をつけよう。
「このぐらいの問題数なら15分でできるかな」
「ここをまとめるのに20分程度でやってみよう」などのように、予測をつける習慣をもとう。
そして、実際にどのくらいかかったのかを記録し、それを問題集やノートに記入してしまうといい。
それらの問題に次に取りかかる時の目安となるだけでなく、
慣れてくれば問題数からかかる時間が正確に出せるようになってくるのだ。
まだ受験まで間があるこの時期にこそ、ぜひ定着させたい習慣だ。
【自覚があるか、ないか】「勉強のヒント」278
今日の一言:
「『自分には何が足りないのだろう?』と質問する子は強い」
解説:
『もう一歩前へ』成長するのに必要なものを知るには、
まず『自分に何が足りないのだろうか』と質問することだ。
次に、『自分に何が足りないのか』をできる限り具体的に考える。
そこで、『自分には○○が足りない』と自覚する。
そして、足りない○○を埋めるための努力をする。
この努力が、今までと同じではダメだということはもうわかっているはずだ。
「今までの自分だったらここでこうしてただろうな」と冷静な自分をもう一人抱えることで、
同じ失敗を繰り返さない自分をつくることができる。
さぁ、今すぐに動いてみよう。もう一歩前へ成長するために。
【壁の向こうには…】「勉強のヒント」277
今日の一言:
「レンガの壁は、僕の行く手を阻むためにあるんじゃない。
その壁の向こうにある何かを自分がどれほど真剣に望んでいるか、
僕に証明するチャンスを与えてくれているんだ。」
—ランディ・パウシュ(大学教授)
解説:
この言葉は、肝臓がんで余命3ヶ月から半年と宣告された46歳の大学教授が「最後の授業」で語った言葉だ。夢を叶える途中の道のりには必ず障害が存在する。
その壁をパウシュは、『チャンス』と置き換えている。
自分たちが壁にぶつかった時、その壁を『試練』といういかにも難しそうな言葉に置き換えて考えようとする。
違うんだ。
壁の向こうにある何かを自分がどれだけ真剣に見たいのか、その真剣度を証明するチャンスを壁は与えてくれているんだ。
成績が伸びなくて悩むこともあるかもしれない。
その悩みを超えた先にはきっといいものがある。
その何かを君たちはどれだけ真剣に望んでいるだろうか。
真剣度を証明して見せてくれ。
【色がスイッチ】「勉強のヒント」276
今日の一言:
「それぞれの色には心理的効果がある。落ち込んだ時は『赤』で元気になろう」
解説:
何かに頼りすぎるのもよくないが、頼らざるを得ないぐらい疲れている時もあるかもしれない。
そんな時は、色を切り替えスイッチにしてみよう。
特に、『赤』は「情熱・興奮」の色とも言われているぐらいだ。
真っ赤な『トマト』を丸かじりして元気を出す。
甘い『スイカ』でさっぱりと嫌なことを忘れる。
など、赤い食べ物はかなり有効だ。
逆に心を落ち着けたい時は、『緑』や『青』が有効だ。
特に、自然の『緑』色はマイナスイオンも浴びることができて最高の癒しだ。
色が切り替えスイッチになることも知っておこう。
【コンディションを一定に】「勉強のヒント」275
今日の一言:
「自分独自の切り替えスイッチを持とう」
解説:
成績が伸びる生徒に共通しているのは、心と身体のコンディションを常に一定に保っているということだ。
ある時はとても元気だが、ある時はすごく落ち込んでいるという状態では、勉強にいい影響はない。
どんな時でも精神状態が一定なのが望ましい。
しかし何もしないで保つのは難しい。
ではどうすればよいのか。
それには、自分独自の切り替えスイッチを持つといい。
できれば何も考えずに短時間でできるモノがいい。
ストレッチ運動や筋トレなどの体育系。
お気に入りの音楽を聞いたり、大好きな飲み物で心を落ち着かせるリラックス系でもいいだろう。
ちなみに私が中学生の時は、「壁当て」がそれだった。
野球のボールとグローブを持って家の前に出る。
道路を隔ててあるブロック塀に向かって力いっぱい投げつけて、返ってきたボールを取る。
その繰り返しをたった5分するだけでも気が晴れた。
「コンディションを一定に保つ」ための「切り替えスイッチ」を持とう。
【時機を逸するな】「勉強のヒント」274
今日の一言:
「復習はタイミングが命」
解説:
初めて学んだ内容を1週間放っておくと、その学んだ内容をほとんど覚えていない。
せっかく学んだ時間が無駄になるわけだから、その時間分を損したことになる。
ゼロどころではなくマイナスだ。
ではいつ復習すればよいのか。
それは、翌日である。
間に睡眠をはさむことにより、脳に記憶の整理をさせることができる。
翌日にその学習した内容と同じ内容を復習することで、記憶が長期化する。
さらに、1週間後にもう一度復習すれば、あと2週間もつ。
その復習から2週間経った頃には、定期テスト(模擬テスト)の勉強と称して復習する。
そうすれば、記憶は1ヵ月長期化する。
時機を逸すると時間が無駄になる。復習はタイミングが命だ。
【飽くなき前進】「勉強のヒント」273
今日の一言:
「完全に満足しきった人がいたら、それは落後者だ。」
—トーマス・エジソン(発明家)
解説:
成績のいい生徒に対してこんな声が聞こえることがある。
「あんなに成績いいんだから悩みなんてないんでしょ」
わかっちゃいない。
どんなに成績がよくたって、
「次は下がっちゃうかな…」
「ここ難しくて90点以上取れないかも…」などの不安は尽きないのだ。
成績のいい生徒は、
「次回下がったらどうしよう」というマイナスの『不安』を、
「次こそは満点を」というプラスの『向上心』に変えることで勉強している。
つまり、成績を維持しようとしている『守り』の姿勢で勉強しているのではなく、
もっと伸びたいという『攻撃』の姿勢で勉強しているのだ。
勉強に関しても人生と一緒だ。誰も完全に満足しきることはない。
『もう一歩前へ』の精神で勉強したい。
【できない人は大多数】「勉強のヒント」272
今日の一言:
「最初からできる人は少数派で、「できる」と言われる人の多くはできる人に自らを変えていったんだと思います。ただし、その必然性は人それぞれ違うので自分で発見するしかない。 」
—柳井 正(ユニクロ会長)
解説:
最初からできるならすでに成功者で、こんなメルマガも不要だろう。できないから悩むんだ。
でもわかってほしい。
できないと思っている人は大多数だということを。
その中で「できるようになりたい」からという信念から、何か行動を起こした人は少数だということも。
さらに、その行動を起こした人の中で、自分のことを「できる人」だと変えていった人はごく少数だということも。
最初からできないのは当然で、そのできない自分をどうやってできるように変えていくか。
学生の君たちなら、「生活習慣」「勉強」を通じて変えることができる。
過去、「勉強」を通じて「人生そのもの」を学んでいった生徒もいた。
自分の中の何かを変えるには、自分自身で発見するしかないんだ。
今から1秒後に行動しよう。
【何月何日の何時?】「勉強のヒント」271
今日の一言:
「デッドライン(期限)を設定せよ」
—トリンプ元社長・吉越浩一郎
解説:
トリンプという会社を19年連続増収・増益に導いた吉越氏は、
1. 毎日「お尻の時間」を決めて働く
2. 仕事には「日付」で締切を入れる
の2点に絞った手法で仕事の効率を上げたという。
自分たちも期限には敏感になろう。
×「今日中にこの課題、やらないとな」
○「この課題、6/13(金)22:00までに終わらせよう」
×「英語のワーク、来週中には終わらせよう」
○「英語のワーク、6/20(金)の20:00までに終わらせよう」
×「数学のテキスト、土日で仕上げなくちゃな」
○「数学のテキスト、6/15(日)の15:00までに終わらせよう」
あいまいな期限は、本来やるべきことをあいまいにしてしまう。
期限を日付、時間付きで設定することにより、勉強の効率が上がる。
やるべきことは、設定した期限とともにノート・手帳、自己管理シートなどに記入することも忘れずに。
もちろん、期限通りに終わらせた課題に対してはご褒美だ。
【マイナスをプラスへ転じる魔法の言葉】「勉強のヒント」270
今日の一言:
「ちょうどよかった!これをきっかけに○○しよう」
—小笹芳央(経営コンサルタント)
解説:
模擬テストで点数が振るわなかった…。どうしよう…。
そんな時
「ちょうどよかった!これをきっかけに○○の単元を復習すればいいいんだ。
入試本番でこんなだったら大変だった。よかった、今できないところがわかって。」
苦手なあの人と席が隣になっちゃたな…。嫌だな…。
そんな時
「ちょうどよかった!これをきっかけに苦手な人への接し方を練習してみよう。
いつか役立つかもしれないし。」
この先生の授業つまらないな。役に立たなさそうだし。
そんな時
「ちょうどよかった!これをきっかけに自分だったらどう授業するか考えてみよう。
自分でどう説明するのかを考えながらこの授業を聞けば、役に立つかな。」
マイナスをプラスに変えられるかどうかは、自分の考え方次第だ。