【気まぐれ日記】ゴミは拾え
「でっかいことをやりたいならそこに落ちている目の前のゴミを拾おう」
(記憶で書いているのでこれが正確な表現ではない)
昔、何かでこれを目にした時、人生観が変わるくらいの衝撃を受けた。
確か、とても有名な経営者の言葉だったと思う。
これを目にするまでの私は、
「偉い人はきっとチマチマしたことはやらないに違いない」
「何かを成し遂げた人は、いきなり大発明をして大金持ちになったはずだ」
「資格さえ取っちゃえば就職も楽だし、給料も上がるだろう」
と、極端だが、少なからずこんな感じの甘っちょろい考え方を抱いていた。
しかし、冒頭の言葉を読んだ私は、頭をおもいっきり棒で殴られたぐらいの衝撃を受けた。
そうなのだ。でっかいことをやった人たちも、最初は小さなことから始まったのだ。
しかも、彼らはその小さなことを普段から積み重ねているわけである。
積み重ね方も半端じゃない。例外なく毎日積み重ねるのだ。
つまり、生活習慣そのものをみてもやはり「成功する人」なのである。
別に仕事っぷりがとりわけスゴいというわけではない。
(もちろんスゴいのだが)
普段の意識が違うのだ。
目の前にゴミが落ちていれば必ず拾うだろうし、1円玉が落ちていたら「今助けてやるぞ」と言って大事に拾うに違いないのである。
自分の仕事に関係することならば、ひとつでも多くの情報を得ようとするだろうし、自ら情報を発信するはずなのである。
家人に頼まれていたモノは、買い忘れることなくその日のうちに買ってくるに違いないのだ。バームクーヘンを買ってきてと言われてチーズケーキを買ってきてはいけないのである。
ゴミの日をうっかり忘れてしまい、キッチンにゴミ2袋もためてはいけないのだ。
普段からの意識は大事である…。
(勉強のヒント437参照)
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