勉強のヒント | 福島市 学習塾 高校受験 個別指導 A-TOP
【試行錯誤でいいじゃないか】「勉強のヒント」676
今日の一言:
「うまくいかないのは、失敗ではない。うまくいかない方法を発見しただけだ」
—トーマス・エジソン
解説:
勉強していてぐんぐん伸びる時もあれば、なかなか伸びない時もある。調子がいい時ばかりじゃない。どんな成績上位者だってうまくいかない時はある。誰だってうまくいかないことに不安を覚えるものだ。
そんな時にはこう考えよう。
「うまくいかないのは、失敗ではない。うまくいかない方法を発見しただけだ」と。
『こうすればうまくいかないんだな』をたくさん経験すればするほど成長する。
うまくいかなくたっていいじゃない。
試行錯誤を繰り返して人は成長するんだから。
【埋めるために勉強するのではなく…】「勉強のヒント」675
今日の一言:
「埋めるためだけの勉強は単なる自己満足に過ぎない」
解説:
すでに覚えている漢字を何十回も書いて行を埋める。
英単語の品詞や使い方もわからず、何度も書いてひたすら行を埋める。
歴史のノートをまとめるというテーマで、ただひたすら教科書をそのまま写す。
…
ただノートを埋めるだけの勉強は単なる自己満足だ。
その勉強を通じて何ができるようになったのか。
その勉強は何をできるようにするためのものなのか。
「埋めるために勉強する」のではなく、
「勉強するために埋める」のだ。
「もう一歩前へ」出るために勉強するのだから。
【後回しにする勇気】「勉強のヒント」674
今日の一言:
「わかるところを増やす」
解説:
成績のいい人は、あえて勇気を持って、わからないところを後回しにする。その代わり、自分の分かるところを増やしていく。
ダメなのは、わからないところを必死に考えてしまい、時間だけを浪費し勉強した気になってしまうことだ。
ただし、わからないところは、その問題にチェックをした上で翌日先生に聞く準備をせよ。(1)何がわからないのか (2)どこまでならわかるのか を明確に。
自分がわからないところは、いわゆる得点UP源なのだから。
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【テストの予行演習】「勉強のヒント」673
今日の一言:
「普段の勉強=テストの予行演習」
常にテスト本番のつもりで勉強すれば、飛躍的に成績は伸びる。
解説:
普段はできるのに、テストに弱い生徒がよくいる。そんな生徒は、概して緊張感がない状態で普段から勉強している。
テストの時は、
(1)時間が決められている
(2)途中で誰にも聞けない
(3)音楽・テレビはない
のだ。
普段から、自分がどれだけテストの環境に近い状態で勉強しているか。いますぐ反省しよう。
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【「わからない」と言う前に】「勉強のヒント」672
今日の一言:
「『わからない』と発する前に、『どこまでならわかるのか?』をはっきりさせる」
解説:
生徒が質問にくる。大歓迎だ。しかし、「どこがわからない?」と質問されて「全部です」と答える生徒は質問に来る前にやるべきことがある。
「自分はいったいどこまでならわかるのか?」
これをはっきりさせることで、受動的な質問が主体的な質問に変わる。
『教えてくれるからいいや』という安易な考えは排除しよう。
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【常に進化する・その3】「勉強のヒント」670
今日の一言:
「逆転、結合、模倣の発想」
解説:
5.左右・上下・発想を逆転させてみる(逆転)
⇒図形の問題(中3なら合同・相似など)で、図形をひっくり返してみると見えてくることがある。
6.つなげる、他のものと組み合わせる(結合・組合せ)
⇒入試問題がまさにこれ。線分の長さを求めるのに、①相似比②三平方以外にも、③面積を利用する方法がある。
7.他のマネはできないか(模倣)
⇒まずは模範解答どおりに解く。友人のやり方も真似る。先生に質問し解法を聞く。3者のやり方を見た上で自分にあった一番いいやり方を見つける。
そのまま模倣するのは第一段階。模倣後に改良を加え自分に合ったやり方にするのが第二段階。さらに、自分ひとりで解法を見つけられるようになるのが第三段階。
いきなり第三段階を目指すのではなく、まずは真似から始めよう。
これら7つの手法は何も数学に限ったことではない。他の科目だけでなく、勉強法にも使える。
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【常に進化する・その2】「勉強のヒント」669
今日の一言:
「常にカイゼンする意識を持とう」
解説:
できる限り『楽にやれる』方法を常に考えるんだ。心理学者オズボーン氏の多面的に考える手法で具体的にどうやるか紹介しよう。
例えば、数学の問題を解くにあたって…
1.他に利用できないか(他の用途)
⇒小学校の時に学んだ、△×□+△×○=△×(□+○)は、中3の因数分解と同じだと気づく。
2.一部を変えられないか(変更)
⇒等積変形により、四角形の面積の大きさを変えずに三角形にする方法は、一次関数で使える時もある。
3.そのものを拡大・縮小できないか(変更)
⇒98×102= の問題は、100を中心に拡大(102)・縮小(98)したものと考え、(100‐2)(100+2)で考える。
4.順番・時間を入れ替えてみる(入れ替え)
⇒25×16=を計算するのに、筆算でやる前に、25×4×4でできることに気づくようにする。
⇒数学の試験の際に、この問題よりも先にできる問題はないか探す。(時間を入れ替える)
続き5.6.7.は次号へ
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【常に進化する・その1】「勉強のヒント」668
今日の一言:
「なんとかして効率よくできないか。無駄な部分はどこなのか。自らを常に進化させる意識こそ、勉強に必要な習慣である。」
解説:
コツコツ努力することは大事だ。英単語を覚えるときには、ある程度回数を書かないと覚えられないこともある。しかし、覚えようという意識がなければ、何度書いても覚えられないもの。
そこで大事なのが、『進化させる習慣』だ。
私も時々使っている、心理学者オズボーン氏による多面的に考える手法を紹介しよう。
1. 他に利用できないか(他の用途)
2. 一部を変えられないか(変更)
3. そのものを拡大・縮小できないか(変更)
4. 順番・時間を入れ替えてみる(入れ替え)
5. 左右・上下・発想を逆転させてみる(逆転)
6. つなげる、他のものと組み合わせる(結合・組み合わせ)
7. 他のマネはできないか(模倣)
具体的にどうやって使うかは次号で詳しく。
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【教材の使い方】「勉強のヒント」667
今日の一言:
「教材を100%使いこなせば成績が答えてくれる」
解説:
学校で配布されている同じ教材でも、デキる生徒の教材は他の生徒とは違う。
たいていの生徒は教材に○×しかついていない上に、正しい答えを丸写し。「これがテストに出題されたら…」という感覚が欠如している。
デキる生徒の教材はこうだ。
1回目に解いた時に迷ったり自信がなかった問題に印がついている。
2回目に解いた時にできなかった問題にはさらに印がついている。
3回目に解いた時にできなかった問題は別のノートに写してある。
つまり、デキなかった問題を複数回解き、わからない問題をないような状態に仕上げるのだ。
教材を批判する前に、その教材を100%使いこなしているのかもう一度考えてみよう。
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【一生役に立つ考え方】「勉強のヒント」666
今日の一言:
「考えてから動くのでなく、動きながら考える。」
解説:
もちろん、問題を解いている時は慌てず落ち着いて慎重に考えた方がいい。記憶をひっぱり出して複数の解き方をイメージし、その場面に最も合った解き方で解き始めるのだから。
しかし、何かを行動しようと迷ったら『動きながら考え』た方がいい。
考えてからだと行動を踏みとどまらせるいろいろな思いが浮かんできて、つい二の足を踏んでしまいがちだ。その思いが行動力を鈍らせる一因となる。
例えば、
「15分しか空き時間がないけど、今勉強した方がいいかな?それとも、あとでまとめて勉強した方がいいかな?」
と迷った場合、間違いなく『今すぐ勉強する』方がいい。勉強した後に、その後のことは考えてもいいのだから。
そこで行動にうつした君の『行動力』は、今後『自信』となって君自身を変えていくに違いない。
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