ブログ | 福島市 学習塾 高校受験 個別指導 A-TOP - Part 43
【行動して解決する】「勉強のヒント」350
今日の一言:
<strong>「1週間の悩みが1日で解決することがある。それは行動を起こした時だ。」</strong>
解説:
学生の時間のサイクルは早い。
大人にとっての1年は、学生の3年に値すると思えるくらいだ。
1学期間で見違えるほど成長する。
だからこそ、悩んでいる時間はできる限り短くし、その分を有効に使いたい。
その悩みだが、実は簡単に解決することがある。それはどんな時か。
そう。「行動を起こした」時だ。
たとえば、友人関係で気まずい思いをしているとする。
自分が友人に言った一言がケンカの原因だ。
自分が悪いことはわかっているが、なかなか自分から相手に歩み寄れない。
それが1週間以上続いている。そんな長期間の悩みをたった1日で解決するには…。
「自分から謝る」ことだ。素直に「ごめんね」と言うこと、ただそれだけだ。
確かにその時は勇気がいるし、つらいかもしれない。
しかし、その後のことを考えれば、圧倒的に時間を有効に使える。
悩んでいる時間が短くなるのだから。
「今悩んでいることは、行動すれば解決できるのか?」とまず考える習慣をつけよう。
【飽くなき向上心】「勉強のヒント」348
今日の一言:
「昨日の自分を超えられるか」
解説:
人の欲には際限がないと言われる。
これは、「向上心がない人はいない」とも言い変えることができる。
こんな例からもわかるだろう。
偏差値45の生徒が55の生徒を見て言う。
『いいなぁ、俺もこんなに偏差値があれば●●に余裕で受かるのに』
偏差値55の生徒が65の生徒を見て言う。
『私もこの人くらいの偏差値があれば●●大丈夫だよね』
偏差値65の生徒が73の生徒を見て言う。
『こんなに偏差値があれば学年1位も夢じゃないよな』
偏差値73の生徒が言う。
『俺の上に県内で40人いる。絶対そいつらを抜いてやる』
「今よりも上へ行きたい」と生徒だれもが思っている。
でも成長し続ける人はある程度限られている。
では、成長し続ける人はどんな人なのか。
成長し続けるためにどんな行動をとればいいのか。
それは、常に「昨日の自分」を超えるように意識している人だ。
その人は、毎日「昨日の自分」に勝つ行動をしている。
君は「昨日の自分」に比べてどのくらい成長しただろうか。
【勉強しやすい環境】「勉強のヒント」349
今日の一言:
「すぐに始められる環境はやる気を奪わない」
解説:
散らかっている人の、勉強前や仕事前によく見られる光景。
「あれはどこだったかな…。あれ?ないな…。じゃいいや、やらなくて。」
勉強を始めようと重い腰を上げたのにもかかわらず、
やるべき教材や道具を探すのに時間がかかると、せっかくのやる気がそがれてしまう。
何でもすぐに始められる環境が整っていることは、「やる気」をUPさせる条件の一つだ。
そのためにも自分の部屋、机はきれいな(使いやすい)状態を保とう。
部屋と机をきれいに保つキーワードは、
「少しずつでいいから、立てる、戻す、捨てる」だ。
気合いを入れすぎるとこれまた腰が重くなってしまうから、本1冊、ペン1本など「少しずつ」でいい。
元にあった場所に「戻し」、取り出しやすいように「立て」る。
教科書・参考書などの教材は取っておくべきだが、プリントなど1年以上使用していないモノは「捨てる」。
捨てるのに迷うなら、「誰か(どこか)から再入手できそう」かどうかを基準にするといい。
再入手できそうなものはじゃんじゃん捨ててしまう。
とりかかりやすい状況を作るのも「勉強(仕事)」の一つだ。
【セルフイメージを上げるには…その2】「勉強のヒント」347
今日の一言:
「スーパー○○」「完全●●マスター」「ウルトラ▲▲」…
自分に都合のいい肩書きをつける。」
—神田昌典(『非常識な成功法則』より)
解説:
自分の持つ性質を変えてしまうくらい肩書きは大事だ。
誤解のないように言っておくが、対外的に大事という意味ではない。
「俺は社長だ。偉いだろう」という意味ではなく、
肩書きがその人の性格をつくるという対内的な意味で大事だということだ。
中高生に肩書きはないだろう。
ならば、自分で自分に都合のいい肩書きを付けてしまうといい。
「関数マスター」
「文化史スーパーアドバイザー」
「英語長文研究家」
「勉強時間は誰にも負けないハードワーカー」…
どんな肩書きでもいい。その肩書きは多くても構わない。
それを家族や友達にPRするんだ。
「○○のことなら俺に聞いて」
「●●は教えられるよ」
「▲▲は得意だから」
「さすが俺、昨日は6時間勉強したよ」
自分に都合のいい肩書きをもつことで、飛躍的に自分の行動パターンは変えられる。
それを君たちにも実感してほしい。
【セルフイメージを上げるには…その1】「勉強のヒント」346
今日の一言:
「自分に都合のいい肩書きをもつ」
—神田昌典(『非常識な成功法則』より)
解説:
大学時代の私は学校が嫌いな学生だった。
学校に行かずバイトに明け暮れる生活を送ったこともある。
今思うとその頃は、受験勉強から解放されたことが嬉しくて、その時までどこかで眠っていた怠け癖がひょこんと顔を出した時代だったように思う。
そんな『怠け癖』の実績がある私が、今こうして毎日『勉強のヒント』を書き続けられるのはなぜか。
それは、『塾講師』『先生』という肩書きがあるからだ。
書くことが思いつかず苦しい時はさすがに「もうやめようかな…」と思うこともあった。
休日に家族と過ごしている時にも書くことを考えている自分に気づき、
「別にこんなに苦労しなくても…」とやる気が下がることもあった。
朝から夜まで授業がビッチリの季節講習中だけは勘弁してもらおうと、
毎日の更新・配信の中断を考えたこともあった。
しかし、やめるのを踏みとどまらせているのは、
『塾講師』『先生』『勉強のヒント執筆者』という肩書きがあるからだ。
この『勉強のヒント』で偉そうなことを言い、保護者・生徒からは『先生』と言われているにもかかわらず、
『毎日書く』という単純なことくらいできないのでは保護者・生徒・読者に申し訳ない。
そんな気持ちで更新し続けている。
(次号へ続く)
【主体的に動く】「勉強のヒント」345
今日の一言:
「自分自身の計画で空白を埋めなければ、ほかの誰かの計画に組み込まれるしかないんだよ」
—ジム・ローン(成功哲学家)
解説:
さぁ、今週の予定を書き出してみよう。埋まってる?
それは自分がやりたいことを主体的に組んだからだろうか。
それとも、誰かからやれと言われて強制的に組み込まれたからだろうか。
ほかの誰かの計画に組み込まれ動かされるのは「labor(労働)」だ。
一方、自分自身の計画で主体的に動くのは「work(仕事)」だ。
laborはすればするほど「苦痛・不平・不満」が高まる。
workは積み重ねるほどに「楽しさ・おもしろさ」が増す。
学生生活において、確かにやりたくないような『労働』もあるかもしれない。
しかし、その『労働』の合間に『仕事』を自分自身で組み込み、「楽しみ」を見つけ、主体的に動く人こそが、実社会に必要とされる人なんだ。
【成功の秘訣】「勉強のヒント」344
今日の一言:
「成功は、朝から晩までとどめることなく繰り返す小さな努力の積み重ねである」
—ロバート・コリアー(著述家)
解説:
まずは、合格発表後の自分をイメージしてみよう。
その自分はきっと目標を達成して充実感あふれているはずだ。
志望校に合格し入学後の素敵な生活を夢見ているだろう。
次に、3ヶ月後の自分をイメージしてみよう。
その自分はきっと目標に向かってがむしゃらに頑張っているはずだ。
一つぐらい苦手科目を残しつつも、成績が伸びていてやる気満々だ。
さらに、1ヶ月後の自分をイメージしてみよう。
その自分は勉強法に迷いながらも、勉強以外のことは考えない受験生活を送っているはずだ。
そして、1週間後の自分をイメージしてみよう。
その自分は今よりもやる気になっていて勉強時間を確保しつつある。
言われなくても進んで勉強をやる受験生だ。
では、明日の自分はどうだろうか。
いや、明日と言わず今日の夜の自分はどうだろう。
え?まだやる気が出ていない?
結局、成功する人は、朝から晩までとどまることなく小さな努力を繰り返し積み重ねてきた人だ。
夢を見ながらもその夢に向かって少しでも前へ進まなければ成功へは近づけない。
自分は目標を成し遂げる日まで小さな努力をどれだけ積み重ねられるだろうか。
【視界から消す】「勉強のヒント」343
今日の一言:
「キーワード『視界から消す』ことで集中力を上げよう」
解説:
集中できる環境をつくることで集中力を上げよう。集中できる環境とは、勉強以外のモノがない環境だ。
視界に勉強に関係のないモノがあると、それだけで集中力がそがれる。
だから、勉強を始めるときには、まず机の上からその科目以外のものを視界から消す。
もちろん携帯電話もゲームも漫画もだ。
図書館や自習室などで集中できるのは、『誘惑の要因』がないからだとも言える。
とすれば、『誘惑の要因』を自分でできる限り排除した空間をつくれば、
家にいながらにして集中できる環境をつくることができる。
キーワードは『視界から消す』だ。
【基礎は簡単?】「勉強のヒント」342
今日の一言:
「そんなこと知ってるし…と基礎をおろそかにする生徒こそ危険な生徒だ」
解説:
デキる生徒はわかっている話でも真剣な姿勢で聞く。
「自分が知らないことはもうないだろうか」という一言一句聞きもらすまいという態度で聞く。
それは、基礎こそが最も大切だということをわかっているからだ。
逆に、ちょっとデキる生徒こそが危ない。
少し聞きかじってわかったような態度で、
「もうそんなことは知ってるし…」と講師の話を聞こうとしない。
教える側からみるともっともタチが悪い生徒だ。
そんな生徒は、自分が間違えたときでも自分の実力のせいだとは決して認めない。
「ケアレスミスがあったから点数が取れなかった…。それさえなければ90点取れていた。」と、自分はもっと実力があると勘違いしている。
簡単なものが基礎ではない。
基礎だからこそ慎重に何度も徹底しなければならないのだ。
【自分に厳しく他人に優しく】「勉強のヒント」341
今日の一言:
「人を好意的に評価することは自分が評価されやすい環境をつくることにつながる」
—築山節『脳が冴える15の習慣』より
解説:
とかく人に対して厳しい評価を下す人がいる。
たとえば、オリンピックで期待された競技でメダルを逃せば『何やってんだよ!』と誰よりも悔しい本人に厳しい言葉を浴びせる。
人を好意的に評価できない人は、自分も好意的に評価されていない人が多い。
人は自分がされたように人に接する傾向がある。
逆にいえば、自分が人を好意的に評価すれば自分も好意的に評価されやすくなるといえる。
「自分は認められていない」と嘆く前に、「はたして自分は人を認めているだろうか」と振り返ってみよう。
評価されるかどうかは自分次第なのだから。