勉強のヒント | 福島市 学習塾 高校受験 個別指導 A-TOP - Part 32
【やる気が出ない時の魔法の言葉】「勉強のヒント」367
今日の一言:
やる気を飛躍的にアップさせる一言…
「5分だけやってみるか」
解説:
「やる気を出してほしい」というコンセプトのもと、えらそうに毎日これを書いている私だが、そんな私でもまったくやる気が出ないときはある。仕事であまりにも疲れて帰ってしまった時などがそうだ。
眠気がひどくて食事する気も起きないし、ましてやお風呂に入ることなんかとうてい無理だ。すぐに布団の上で横になりたい…。
そんな時はどうするのか。
「湯船に5分つかるだけでいいから、お風呂に入るだけ入ろう」
と自分に許可を与え、まずは行動優先の思考をすることにしている。
実際に湯船につかっているうちに、少しずつ気持ちが変わってくるのがわかる。
「このまま上がるのも気持ち悪いし、明朝入るのも面倒だ。だからいつもどおりにしよう」
と気がつけばいつもと変わらず普通にお風呂に入っている。
そしてお風呂からあがる頃には食欲もわいていて、普通に食事を済ませることができる。
「5分だけ」
この一言で、重い腰をまず持ち上げよう。先のことは考えず、まず5分だけ机に向かうつもりで立ち上がれ。
机に向かったら、「開くだけ」とテキストを開こう。
テキストを開いたら、「1問だけ」と1問だけ解こう。
解き始めたら、少しずつやる気が出てくるはずだ。
そして、5分後にもう一言自分に言い聞かせてみる。
「せっかくだからあと5分だけやるか」
これらを繰り返しているうちに徐々にやる気が高まるはずだ。
「行動しなければ『やる気』は起きない」ことを肝に銘じよう。
【2倍?半分?どっちがいい?】「勉強のヒント」366
今日の一言:
「恐怖は逃げれば二倍になるが 立ち向かえば半分になる。」—河北義則(出版プロデューサー)
解説:
受験生にとっての恐怖はなんだろうか。
模擬テスト?実力テスト?定期テスト?受験?ミス?失敗?
もしそれらに恐怖を感じているなら、それを減らすことができる。
どうすればいいか。それは、それらの恐怖に立ち向かうことが最善の方法だ。
逃げずに立ち向かうことだ。
ミスをしたら、ミスを正面から受け止めてしっかりと立ち向かうことだ。
実力テストが近いなら、そのテストに真正面から立ち向かうべく準備することだ。
逃げてばかりでは恐怖心が高まるばかりだということを覚えておこう。
【『温故知新』を改めて考える】「勉強のヒント」365
今日の一言:
「『新傾向』という言葉に惑わされてはいけない。新しく見える問題も、実は古い問題の焼き直しだ」
解説:
受験が近くなってくると『新傾向問題』を気にする生徒が多数出てくる。
「先生、去年からこの問題って出なくなってますよね」
「先生、去年からここの番号の問題は1次関数になりましたよね」
など。
過去問を解いて傾向に詳しくなるのはいいことだ。
しかし、『新傾向問題』という言葉に惑わされてあたかも「『新しい勉強』をしなければならない」と思い込むのはダメだ。
結局、『新傾向問題』も今まで勉強した範囲からしか出題されないのだから。別に勉強していないことが出るわけでもない。それは、基礎をしっかり固めた生徒が解ける問題なのだ。
『温故知新』がまさにぴったりだ。過去問をしっかり解いて傾向をつかみ、その問題の根底にある知識を完璧にすれば、何も恐れることはない。
何も「新傾向対策」をしないでいいと言っているわけではない。
「新傾向対策」という言葉に惑わされて、基礎をおろそかにしてはいけないと言っているのだ。
『温故知新』を改めて考えたい。
【面白い「ふり」をする】「勉強のヒント」364
今日の一言:
「勉強が面白い「ふり」をすると、それだけで勉強が本当に面白くなる」
解説:
人は言葉の暗示にかかりやすいと言われている。
「あぁ、疲れた」と誰かが言えば、自分は疲れていなくてもなんとなく疲れた気がしてくる。
「もう、ダメだ」と誰かが言えば、自分はまだ大丈夫だと思っていてもなんとなくもうダメになりそうな気がしてくる。
「そんなのできっこない」と誰かが言えば、自分はできそうだと思っていてもなんとなくできなさそうな気がしてくる。
「つまんねぇ」と誰かが言えば、自分は楽しかったのになんとなくつまらなくなってくる。
逆に考えてみよう。
「それって、面白いよね」と誰かが言えば、自分はあんまり面白そうに感じなかったのに面白いような気がしてくる。
そんな暗示を利用してしまおう。
面白い「ふり」をするだけでいい。つまらないかもしれないけど、「意外と面白いかも」と言うだけでいい。
少しずつ暗示にかかって世界が一変することがある。
【運がいい?悪い?】「勉強のヒント」363
今日の一言:
「『勉強したくねぇ。』そんなことを言う前に、日本に生まれ育ったシアワセを考えよう。」
解説:
この日本において、今のところ戦争はない。内戦もない。学校がある。大人は、子どもに普通教育を受けさせる義務をもつ。したがって、小中学生は無償で学校に通うことができる。経済的な事情に関係なく、学ぶことができる環境が整っている。
一方で、世界には学びたくても学べない人たちがたくさんいる。
内戦のせいで、中学生なのに自分を守るために銃を抱えて生きざるをえない国。
不況のために、家計が苦しく、生きるのに精いっぱい。勉強のことなんか考えられるはずのない子どもたちがたくさんいる国。
そう考えれば、いくらでも学べる環境が整っているこの日本に生まれ育っただけで運がいいはずだ。
そんな国々の子どもたちの前で、「勉強したくない」なんてセリフを軽々しく言えるだろうか。
好きな時間に学ぶことができる。そんな環境に感謝しよう。
【具体的な行動に落とし込む】「勉強のヒント」362
今日の一言:
「目標を立てただけで行動せずに終わるのはなぜか。それは目標を立てた時に『詳しい行動』も一緒に考えていないからだ。」
解説:
定期テストや実力テストで目標点を掲げる。
しかし、1週間後それに向けて実際の行動に移している人は全体の1割程度だろう。
なぜこうなるのか。
それは、目標を掲げた時に『具体的な行動』を一緒に考えていないからだ。
例えば、「2週間後の実力テストで理科を10点UPさせる」と目標を立てただけではダメだ。
「じゃぁ、どうするか?」を具体的に考えなければならない。
具体策としては、「夏期講習で使った理科のテキスト内の問題を毎日1ページずつやる」だ。
さらにそれを毎日1ページずつ続けるための具体策も必要となる。
この場合なら、
「テキストを切り裂いて問題の部分だけファイルに入れて学校に持っていく。そして、昼休みにやる」
と、具体的な行動にまで落とし込まなければならない。
意志が弱ければ弱いほど、これは効果がある方法だ。
【プライドを持って堂々と学ぶ】「勉強のヒント」361
今日の一言:
「ガリ勉が恥ずかしい?仕事をバリバリやっているビジネスマンも恥ずかしいと思うか?」
解説:
ガリ勉が恥ずかしい年頃。そんな時もあるかもしれない。
本当はすごく勉強しているのに、「昨日、全然勉強しなかった」と友達に言う。
遊んでいても勉強ができることに憧れ、「勉強なんか必死にやらなくても…」と思う。
しかし、学生の本業は何だろう?
部活? 友人? 社会性を学ぶこと? バイト?
どれも大事だが、学生の本分は「勉強すること」だ。勉強を通じて学べることがたくさんあるはずだ。
いい大人が、「おれ、昨日全然仕事しなかった」と自慢するだろうか?
趣味に生きたいと、「おれ、仕事なんか必死にやってないし…」と思うだろうか?
デキるビジネスマンは、自分の仕事に誇りをもっている。プロ意識を持って堂々と仕事をしている。
君たちは自分の勉強にプライドを持っているだろうか?
定期テスト必敗の法則!
~中学生のみんな、こうやれば成績は落ちるぞ!悪い見本から学べ!~
- テストの範囲表にあまり興味がない
→ 誰のテストなの? 自分のためのテストでしょ。 範囲を先生に聞かれて「よくわかりません…」という台詞は聞き飽きた… - 教科書・ノート・副教材は、試験が近くても学校においてある
→ これじゃ、勉強しようがないですね。教科書・副教材の中身をすべて覚えているということですか???すごいね… - やるべきことは、その日・その時に考える
→ 出た!その日暮らし。せめて3日単位・90分単位で何をするか計画しておこうよ。でも、細かすぎると失敗するよ。 - 机の上はプリントが散乱しているので、床の上(ベッドの上など)で勉強している
→ まずは片付けよ。一度机に向かったら探し物をしないように。集中力が途切れます。え?片付けだけで一晩かかるって? - テレビを見ながら、ラジオ・音楽を聞きながら勉強している
→ 時間のムダ。その時間、あなたはどぶに捨てています。もったいないので、その時間を私にください。 - 学校の副教材よりも、市販の参考書や問題集・塾の教材に力を入れる
→ まずは学校の副教材。そこからテストに出るって、範囲表に書いてあるよね…。 - 問題を解いていてわからない問題が出てきたら、たっぷり時間をかけてとことん考える
→ その執念は評価しますが、時間がもったいないので答を見てやり方を覚えた後、翌日に先生に聞きましょう。 - 丸付けをしていて間違えた問題に対して、何らアクションをおこさない
→ できる問題はできる。できない問題はできない。つまり「進歩がない」勉強法の典型です。間違えた問題には、チェックを。 - 取りたい点数の目標を設定していない
→ 具体的な数値目標を決めたら、メモ紙に書き留めて筆箱などに入れて、常に目に触れるところにおいておきましょう。 - 「ま、いっか」「なんとかなるだろ」「テストが悪いのは、○○のせいだ」が口癖だ
→ 楽観的すぎます…。本当になんとかなるのでしょうか。今まで何とかなってきましたか?
テストが悪いのは…本当は…誰のせいなんでしょうか…?
【乗り越えられる人だからこそ訪れる】「勉強のヒント」360
今日の一言:
「苦悩というものは、前進したいって思いがあって、それを乗り越えられる可能性のある人にしか訪れない。だから苦悩とは飛躍なんです。」
—イチロー(メジャーリーガー)
解説:
以前、うちの長男(小3)が「イチロー」の本を学校から借りてきた。長男曰く「お父さん、イチローって交通事故に遭わなかったらピッチャーだったかもね」と。
詳しく話を聞いてみると、イチロー選手は高2の時に自転車に乗っていて車に追突され、その後、1ヶ月半松葉杖の生活をしたために速い球が投げられなくなってピッチャーをあきらめたとのこと。
一見、順風満帆に見えるイチロー選手。この例に限らず、今まで数多くの苦悩を抱えてきたに違いない。
しかし、彼は「苦悩=飛躍」と考え、今まで歯をくいしばってそれらの苦悩を乗り越えてきたのだろう。
彼にならって「苦悩」を抱えた時にはこう考えたい。
「苦悩、きた~~っ!」
(これ、真面目に書いてます)
【あれ?→そうか→よし!】「勉強のヒント」359
今日の一言:
「変化に気付き、行動する習慣をもつ」
解説:
成績が伸びる生徒は、とにかくさまざまな変化に気付く。
たとえば、教室内の掲示を貼り替えれば尋ねてくるし、はがれた掲示物があれば指摘してくれる。
もちろん、ゴミが落ちていれば拾うのは当たり前。落し物があれば拾ってもってきてくれる。
トイレットペーパーの予備がなければ「もう予備がありませんよ」と教えてくれる。
こういう生徒は、芯だけをホルダーに残してトイレを出ることは決してしないだろう。
また、机に書いてあった誰かの落書きを消すのも当然のようにしている。
一言でいえば「気が利く」のだ。
これは普段の生活に限ったことではない。
勉強においても「気が利くなぁ」と感心させられるシーンをよく見る。
英語ならば「動詞や名詞の変化」「冠詞」、数学なら「図形の補助線」など、
こういった生徒はとにかく細かい変化によく気がつくのだ。
これは普段の生活から意識しているからこそできる習慣だ。
一見勉強に関係なさそうなこの習慣、ぜひ取り入れてほしい。