勉強のヒント | 福島市 学習塾 高校受験 個別指導 A-TOP - Part 40
【日曜の夜の過ごし方】「勉強のヒント」287
今日の一言:
「月曜の時間割をそろえる時に、1週間の予定を考える」
解説:
日曜の夜は、月曜の準備をすると同時に1週間の予定を考えよう。たった10分でいい。
その時にスケジュール表を利用するといいだろう。
やるべきことを思いついた限り書いていく。
【記入例】
月…塾テキスト・数学宿題
火…学校の宿題(数学ワーク)
水…塾テキスト・英語宿題
木…学校の宿題(英語ワーク)
金…塾テキスト・理社宿題
土…午前部活、午後理社中1・2内容
日…午前部活
など。
学力が高い生徒ほど、今後1週間の予定をしっかり把握している。
先の見る力と段取力は比例する。
社会に出てからも同様だ。
【劣等感をパワーに】「勉強のヒント」286
今日の一言:
「悔しかったら勉強で見返せ」
解説:
人は誰でも何かしらの『劣等感』を抱えている。
人と比べることで沸き起こる感情だ。
思春期の中高生に「劣等感を感じるな」と言ってもそれは無理な話。
自分自身のすべてに満足している中高生なんていないからだ。
しかし、劣等感は底知れないパワーを持っている。
「なにくそっ」
「見返してやりたい」
そのパワーを思う存分発揮できる場はどこか。
それは、やはり「勉強」だ。
スポーツや芸術分野に比べ、勉強は生まれ持った能力差が小さい。
努力でカバーできる範囲が広いのだ。
劣等感を優越感に変えるチャンスは、この日本においては勉強によって誰にも公平に与えられている。
世界には勉強したくてもできない子どもたちがたくさんいる。
いつでも自分の意志で勉強ができるこの日本。
そんな公平な国に生まれた幸運な自分は、そのせっかくのチャンスを活かしきっているだろうか。
【わかっちゃいるけど…】「勉強のヒント」285
今日の一言:
「わかっているかどうかは二の次。まずは動くことだ。」
解説:
受験評論家の如く、参考書、予備校や塾、そして勉強法に詳しかったりする生徒がいる。
しかし、概してそういう生徒は行動力がない。
なまじっか頭で「わかっている」がために、動かなくなってしまっている。
むしろ、「わかっていない」けど素直に動く生徒の方が後々伸びる。
理解力と行動力は別モノだということを知ろう。
行動できる人が社会でも必要とされている。
【すぐに行動するコツ】
1. 何か思い付いたら1秒後に動く
2. 『5…4…3…2…1…』と一人カウントダウンをする
3. すぐ動けない時はメモをする
4. 時には優先順位を無視してやれるものからやる
5. 何も考えずにまずは立つ
【その勉強のゴールは?】「勉強のヒント」284
今日の一言:
「勉強のための勉強?!目的は?」
解説:
旅人が道を歩いていると、ある職人Aに出会う。
Aはひたすら石を積んでいる。
旅人はAに「あなたは何をしているのですか」と聞くと「石を積んでいる」と答えた。
旅人がさらに歩き続けると、今度は石を積んでいる別の職人Bに出会う。
同じようにBに「何をしているのですか」と聞くと「壁を造っている」と答えた。
また歩き続けると、3人目の石を積んでいる職人Cに出会う。
同じ質問をしてみるとCは「教会を造っている」と答えた。
やる気を持って仕事を続けられるのは誰か。
そう。Cである。
自分の仕事の目的を理解して取り組んでいるからだ。
今自分がやっている勉強の目的は何なのか。常に自問自答せよ。
勉強のための勉強に成り下がってはいないだろうか。
「勉強している」と誰かにアピールするための勉強なら無意味だ。
その勉強を通して自分は何を身につけたいのか。
常に目的意識を持って取り組むんだ。
—NBonline:小笹芳央「モチベーションを創る技術」より参照
【リミッターのはずし方】「勉強のヒント」283
今日の一言:
「自己限定枠を外そう。自分はまだまだこんなもんじゃない。」
解説:
やる前から、
「できるわけないよ」
「無理です」
「不可能だし…」と言ってしまうと、脳にブレーキが働く。
本当の力はそんなもんじゃないはずなのに、自分自身で無意識にブレーキをかけてしまっているのだ。
自己限定枠とは、今までの体験だけを頼りに自分勝手に思い込んでいる一種の幻想だ。
その枠を外すには、
1. 何でもいいから過去に集中した体験を思い出す。
2. 毎日寝る前に「こうなってたらいいな」という理想の自分をイメージする
3. 「なぜできないのか」を考えるのではなく、「どうやったらできるのか」を考える
自己限定枠を外すのが早ければ早いほど、伸びるのも早い。
今何か行動した君は、すでにリミッターを外し始めている。
【旧態依然】「勉強のヒント」282
今日の一言:
「今までこうやってきたからムリです」
解説:
入試3ヶ月前ならこのセリフもOKだ。
しかし、この時期から頑なに勉強法を変えないというのはどうなのか。
中高生の勉強法は、概して変化がともなうものだ。
「前回あぁやって失敗したから、今回はこうしてみよう」
「前回はたまたまうまくいったけど、本当にあれでよかったのかな」
試行錯誤を繰り返すことで、本当に自分に合った勉強法を見つけることができるのだ。
この時期だからこそ『改善』を意識してみよう。
本当のライバルは自分以外の誰かではない。
「今までどおりでいいや」という、向上心のない自分自身なんだ。
【幸せを引き寄せる力】「勉強のヒント」281
今日の一言:
「前向きな姿勢は周りを幸せにする」
解説:
「テストって楽しみ。」
テストが近くなってきて、ある生徒の口から語られた言葉だ。おそらく本音だろう。
自分が頑張った結果が数字でわかるから楽しみだという。
この言葉を聞いたたいていの生徒は、「えぇ~?そんなことないよ」と反論する。
ただ、反論しながらも心のどこかに、
「そうか…。そういう考え方もあるのか…」
と、自分の考えと照らし合わせる子もいる。
そして、「楽しみって考えるのもいいかも…」と思う生徒がまた一人増える。
何事も前向きにとらえるその生徒の姿勢は、自分自身をポジティブにするだけでなく、
周囲をも巻き込んで幸せにすることがある。
そう。その人といると「なんとなく前向きになれる」のだ。
自分自身の言葉や態度・姿勢は、周囲にどんな影響を与えているだろうか。
最近発した言葉はどんな言葉だった?
【あいまいを避ける習慣】「勉強のヒント」280
今日の一言:
「言葉があいまいだと、思考があいまいになる。
思考があいまいだと行動もあいまいになる。
そしてついにやるべき習慣もあいまいになる。」
解説:
自分が使っている言葉は、どうにでも理解できるような「あいまいさ」を含んではいないだろうか。
その「あいまいさ」があえて必要な時もある。
だが、日頃からの習慣で使っていると行動自体があいまいになってしまい、自制心のない生活をうむ。
では、どうすればいいのか。
簡単だ。すべて数値付きで考えるといい。
「明日までにやろう」→「明日の16:00までにやろう」
「今日中に仕上げよう」→「今日の23:00までに仕上げよう」
「次はもっと点数を取ろう」→「次は95点を目指そう」
「苦手科目をなくそう」→「理科のエネルギー(教科書p23-36)を重点的にやろう」
性格は変えられないが、考え方なら変えられる。
今この瞬間から実行だ。
【時間感覚を養うための習慣】「勉強のヒント」279
今日の一言:
「時間感覚を養うためのキーワードは、『予測と記録』だ。」
解説:
受験生にとって大切なのは、『時間感覚』だ。
入試直前になって、ある科目の復習に予想以上に時間がかかることがあるのは、心理的によくない。
今のうちに、『時間感覚』を養う必要がある。
そのためのキーワードは、『予測と記録』だ。
問題集・宿題・まとめなど、どんな勉強でもいいので、取りかかる前にまずは予測をつける習慣をつけよう。
「このぐらいの問題数なら15分でできるかな」
「ここをまとめるのに20分程度でやってみよう」などのように、予測をつける習慣をもとう。
そして、実際にどのくらいかかったのかを記録し、それを問題集やノートに記入してしまうといい。
それらの問題に次に取りかかる時の目安となるだけでなく、
慣れてくれば問題数からかかる時間が正確に出せるようになってくるのだ。
まだ受験まで間があるこの時期にこそ、ぜひ定着させたい習慣だ。
【自覚があるか、ないか】「勉強のヒント」278
今日の一言:
「『自分には何が足りないのだろう?』と質問する子は強い」
解説:
『もう一歩前へ』成長するのに必要なものを知るには、
まず『自分に何が足りないのだろうか』と質問することだ。
次に、『自分に何が足りないのか』をできる限り具体的に考える。
そこで、『自分には○○が足りない』と自覚する。
そして、足りない○○を埋めるための努力をする。
この努力が、今までと同じではダメだということはもうわかっているはずだ。
「今までの自分だったらここでこうしてただろうな」と冷静な自分をもう一人抱えることで、
同じ失敗を繰り返さない自分をつくることができる。
さぁ、今すぐに動いてみよう。もう一歩前へ成長するために。