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【『温故知新』を改めて考える】「勉強のヒント」365

今日の一言:
「『新傾向』という言葉に惑わされてはいけない。新しく見える問題も、実は古い問題の焼き直しだ」

解説:
受験が近くなってくると『新傾向問題』を気にする生徒が多数出てくる。
「先生、去年からこの問題って出なくなってますよね」
「先生、去年からここの番号の問題は1次関数になりましたよね」
など。

過去問を解いて傾向に詳しくなるのはいいことだ。
しかし、『新傾向問題』という言葉に惑わされてあたかも「『新しい勉強』をしなければならない」と思い込むのはダメだ。

結局、『新傾向問題』も今まで勉強した範囲からしか出題されないのだから。別に勉強していないことが出るわけでもない。それは、基礎をしっかり固めた生徒が解ける問題なのだ。

『温故知新』がまさにぴったりだ。過去問をしっかり解いて傾向をつかみ、その問題の根底にある知識を完璧にすれば、何も恐れることはない。

何も「新傾向対策」をしないでいいと言っているわけではない。
「新傾向対策」という言葉に惑わされて、基礎をおろそかにしてはいけないと言っているのだ。

『温故知新』を改めて考えたい。

カテゴリー:ブログ | 勉強のヒント 投稿日:【2008 年 9 月 16 日】
コメント(2)

コメント一覧

08/9/16 投稿者:本田 巌

いつもお世話になっております。
「勉強のヒント」365ということは、まるまる1年分ということですか?継続することはとても大切なことですね。息子と一緒にみて感動しております。
息子は、まだまだ、努力が足りませんのでご指導のほどよろしくお願いします。

08/9/16 投稿者:前田

>本田さんへ
正確には9/18で丸1年です。
長かったような短かったような、正直よくわかりません(笑)

ただ言えるのは、こうして書き続けてこられたのも、「勉強のヒント」を素直に受け入れてくれる内部塾生がいて、協力的な後押しをしてくれる保護者のみなさんがいたからだと思っています。

A-TOPも私自身もまだまだ発展途上です。

これから生徒とともにグングン成長していきますので、今後ともよろしくお願いします。

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