ブログ | 福島市 学習塾 高校受験 個別指導 A-TOP - Part 54
【今を生きるのはもちろんだが…】「勉強のヒント」239
今日の一言:
「明日はなんとかなると思う馬鹿者。
今日でさえ遅すぎるのだ。
賢者はもう昨日済ましている。」
—クーリー(社会心理学者)
解説:
今やろうとしているその課題は、ある友は昨日済ませているかもしれない。先んじて生きることで、時間にゆとりが生まれる。
実際、成績上位者は、定期テスト1週間前にはすでに一通り試験範囲を済ませている。
中位者は、定期テスト直前にやっと試験範囲を勉強し終わる。
下位者は、定期テストのその日になっても試験範囲を勉強し終えていない。
【倒れたまんまじゃいられない】「勉強のヒント」238
今日の一言:
「私の誇りは打率の高さや、ホームランなどの数字ではなく、
数知れぬ敗北とスランプからそのつど立ち上がったことだ。」
—スタン・ミュージアル(伝説の大リーガー)
解説:
一流の選手が一流たる所以は、『倒れたまんまじゃなかった』ことだ。
肩を痛めて選手生命が危ぶまれたこともあった。
徴兵により1年間野球から遠ざかっていたこともあった。
両手首を故障し、大記録更新の夢を絶たれそうなこともあった。
しかし、彼はそれらの数知れぬ『敗北』や『スランプ』を克服していく。
成績が思うように伸びず、腐りたくなることもあるだろう。
苦手単元をどうしても克服できず、投げ出したくなることもあるだろう。
部活動で勉強時間がうまくとれず、思い悩み途方に暮れたこともあるだろう。
そんな時に思い出そう。
『人は倒れたまんまじゃいられない。とにかく立ち上がるんだ。』
【反抗期を自覚する】「勉強のヒント」237
今日の一言:
「反抗期はいわば『台風』だ。必ず通り過ぎる。」
解説:
家の人の行動がすべて腹立たしい。
先生の言葉がすべて気に障る。
友達の態度がすべて憎々しい。
そんな反抗期は誰にでもある。
しかし、反抗期は必ず去っていく。大人になった時に、『なんであんなにムカついてたのかなぁ』ときっと懐かしくなるだろう。
ただ、その反抗期がきっかけで成績が下降してしまい、入試の時に取り返しがつかなくなった生徒を何人も見てきた。
『自分は今反抗期にいる』と自覚してみよう。
自分を客観視することで、冷静な自分を取り戻すことができる。
【時間を動かす】「勉強のヒント」236
今日の一言:
「ビデオを有効活用する」
解説:
どうしても見たいTVがあるなら、録画をして週末にまとめてみるといい。
1時間番組は約45分で見ることができる。
もちろん、これはスケジュールを1週間きっちりこなした自分へのご褒美だ。
やり残している勉強があるなら、見てはいけない。
これを繰り返しているうちに、別に見なくてもいい番組があることに気づく。
『わざわざビデオに録画してまで…』
『ビデオ見るの面倒くさい…』
『録画したことすら忘れてた…』
TVは学生から時間を奪う『時間泥棒』だ。
ちなみに、高校時代に下宿生活だった私は3年間TVがなかった。
しかし、そのおかげで本の楽しさを知った。
【全ては未来のために】「勉強のヒント」235
今日の一言:
「良いことも良くないこともあった。
でもどんなことだって、すべては未来への糧になるんだと俺は思っています。」
—中田英寿(元サッカー日本代表)
解説:
長く勉強をしていれば、誰だっていい時もあればよくない時もある。
成績が思うように伸びない時だってあるだろう。
そんなよくない時にこそ、頑張り続けることが大事なんだ。
すべては『未来への糧』になるから。
その『未来』とは、『入試』かもしれないし、『定期テスト』かもしれない。
いや、もしかしたら『就職後』かもしれない。さらに言えば、『老後』かもしれない。
どんなことだって『未来への糧』になるからこそ、がんばれるんだ。
今抱えている『試練』そのものが、まさに『人生』そのものだ。
【感情も伝染する】「勉強のヒント」234
今日の一言:
「『情熱が伝染する』のと同様に『感情も伝染する』」
解説:
大人だけでなく、中高生においても人間関係は重要な問題だ。
日々顔を合わせる学校の先生や友人との人間関係がうまくいかず、成績が下降してきた例を過去に何度も見てきた。
そこで思い出してほしい一言。
『感情も伝染する』
担当の先生を嫌いになると、担当の先生から嫌われる。
友人を煩わしく思うと、相手も自分のことを煩わしく思う。
相手に『○○してほしい』と思う前に、自分から『○○してあげよう』と思うことで、人間関係が飛躍的に改善することがある。
相手の感情をコントロールしようとするのではなく、まずは自分の感情を好意的にコントロールしてみよう。
きっと何かが変わるはずだ。
【できない?やらない?どっち?】「勉強のヒント」233
今日の一言:
「人には『できること』と『できないこと』がありますが、
自分で自分の枠をつくってしまって『できない』と思っていることのほうが圧倒的に多い。
いままで『できない』と思って『やらなかったこと』のなかに、
どれだけ『できること』があったか。」
—村上和雄(筑波大学名誉教授)
解説:
『できなかった』と今言ったそのことの中に、『やらなかった』ことは本当になかったか。
やってみて失敗して『できなかった』ならいいが、やらずにして『できなかった』というのはやめよう。
やってみなければ、できないかどうかはわからないのだから。
【無限にあるなら…】「勉強のヒント」232
今日の一言:
「勉強に関して言うなら、『時間が解決してくれる』ことはない。」
解説:
「英単語を100回書いて覚えろ」という人がいる。
「そのうちわかるようになるさ」という人もいる。
時間が無限にあるならその方がいい。
しかし、学校・部活・宿題・提出物など、時間が限られている生徒にとって、『時間が解決してくれる』という感覚は捨てなくてはならない。
幾度となく見ているはずの学校の校門の形や、毎日使っているはずの自分の『茶碗』の模様、何度も見ている信号機の赤・青・黄色の配列。
それらをはっきり思い出すのは難しいはずだ。
『覚えよう、理解しよう』と意識しない行動は、単なる『作業』でしかない。
『時間が解決する』のではなく、その『時間の中で何を考えたか』が大切なんだ。
【情熱は伝染する】「勉強のヒント」231
今日の一言:
「ノートを見ればやる気がわかる」
解説:
情熱は伝染する。
今まで数々のノートを見てきた。
そのノートを見れば、生徒の情熱がわかる。
ノートには生徒の魂がこもっているんだ。
授業中に先生が言った内容をこと細かにメモしてあるノート。
自分ができなかった問題を悔しそうに赤で何重にも囲んであるノート。
解いた後に『ちょうちょ型・ピラミッド型をつくること!』と一言添えてあるノート。
魂をこめて話を聞く。
魂をこめて問題を解く。
魂をこめてノートを取る。
一回一回の授業、一問一問がテスト(入試)対策のつもりで、ノートに書き込め。
【宿題の終わりは?】「勉強のヒント」230
今日の一言:
「宿題の終わりは、○つけ・解き直しまでだ」
解説:
宿題ももちろん勉強だ。
中途半端な気持ちで
「出せばいい。やればいい。終わらせればいい。」
というようなやり方はもったいない。
宿題も有効活用するんだ。
宿題のやり方は以下のとおり。
1.宿題完了後のご褒美を用意
2.タイマーを用意し、見込み時間にセット
3.一通り終わったら、○つけ
4.間違っていた問題を解き直し
5.最後にもう一度全体を振り返り感想を添える