ブログ | 福島市 学習塾 高校受験 個別指導 A-TOP - Part 52
【練習への自信】「勉強のヒント」259
今日の一言:
「ぼくはその練習には自信があります。」
—イチロー(小6時作文より)
解説:
イチローの夢は一流のプロ野球選手になることだった。
そのためには中学・高校と活躍しなければならない。
活躍するためには練習が必要。
そして、冒頭の『練習には自信があります』の一文が入る。
小3から毎日365日、1日も休まず練習を続けた自信が『確信』を生んだのだろう。
勉強のプロとして、自分が自信をもってできる練習はなんだろうか。
テスト本番で自信の裏付けとなるのは、
『あれだけやったから大丈夫なんだ』という毎日の練習以外ない。
【選択の連続】「勉強のヒント」258
今日の一言:
「人生は選択の連続だ。その時その時に選択した行動がいずれ『習慣』となる。」
解説:
さて、何からやろうかな。
そうだ。まずは、昨日買ってきたマンガを読もう。……読み終わった。
よし、次は宿題か…。あ、待てよ。あのテレビの時間だ。
宿題はテレビが終わってからでいいな。……あぁ面白かった。
さ、お風呂に入ろう。宿題は…そのあとでいいや。……あぁ~さっぱりした。
髪乾くまでゲームでもしよう。……ゲームも飽きたな。
あ、もうこんな時間だ。どうしようかな。眠くなってきちゃったし。宿題は明朝やろう。
で、翌朝は寝坊することになっている。
なぜこうなるのか。
それは、選択すべき時に『すぐやる』ことを選択しなかったからだ。
こんな『選択』を繰り返しながら『受験当日』は迎えたくない。
「あぁすればよかった」と後悔しないためには、『選択=習慣=人生』と考えることだ。
今この瞬間にどんな行動を選択しているのか。
それが自分自身の人生そのものと考えれば、無駄に過ごすことをためらうはずだ。
あらゆる『選択』の集合がその人の『人生』そのものなんだから。
【一元管理が基本】「勉強のヒント」257
今日の一言:
「スケジュール・やることリストは一元管理で」
解説:
学校の宿題はこのメモに。
塾の宿題はあのメモに。
自主的にやることは携帯電話に。
そして、明日持ってくるものは手に…。
というように、あっちこっちのメモに別々に書くやり方は実に非効率的だ。
優先順位が立てられず、思うような成果が出せない。
できる社会人は、スケジュールもやることリストもすべて一つの手帳に一元管理している。
スケジュールとやることリストが一緒になっているような手帳かカレンダーを用意し、すべての情報をそこに書き込み、常時携帯しよう。
【反省のその後…】「勉強のヒント」256
今日の一言:
「まず反省する。次に対策を練る。そして行動する。」
解説:
先日、感動的な『テスト後アンケート』を見た。
この手のアンケートでは、たいてい定期テストの反省しか述べられていない。
そんな中、この反省に加え『次回への対策』がびっちりと書き込まれたそれは、一際光っていた。
自分が間違えた問題を冷静に分析し、その対策を練る。
その失敗を重ねないために、次にどうするかが具体的に考えられ書かれていた。
感動的なアンケートだ。
この生徒は、この対策を着実に実行し次に活かすだろう。
そして、自分自身のさらなるステップアップを実現する。
そう。これはまさしく『社会の縮図』だ。
仕事の失敗を次に活かせるこんな人こそが、社会で必要とされる。
【過去を生きない】「勉強のヒント」255
今日の一言:
「締切過ぎにようやく取りかかるのは、愚者。
締切通りになんとか間に合わせるのは、凡人。
締切までに余裕をもって終わらせるのは、賢者。」
解説:
中間テスト前日に、学校の副教材に取り組んでいる生徒がいた。定期テストは確かにそこから出題される。ならば、なぜ取り組むのが前日になってしまったのか。
やはり、残念ながら結果は普通だった。
高得点をたたき出した生徒は、1週間前に一度終わらせた上で、間違えた問題を3日前から重点的にこなしている。
他の人が既に終わらせていることに取り組むということは、ある意味『過去を生きている』ということだ。
課題・提出物などを先んじて取り組むことで、少し先のことを考えられるようになる。
そうして君が少し先のことを考えている間に、他の人は君にとって過去のモノに取り組んでいる。
そりゃ、差がつくはずだ。
課題・提出物を先んじて取り組むことに学力なんか不要だ。
『今すぐにやる』行動だけでいいんだから。
【出され方を意識する】「勉強のヒント」254
今日の一言:
「伸びる生徒は、『この単元はこんな感じで問題が出るのかな?』と意識しながら勉強している」
解説:
先日、テスト勉強をしている友達どうしの2人をみかけた。
生徒Aは、生徒Bに対して
『ここはこんな感じの問題が出されると思うな』
と、テスト問題を予想しながら勉強していた。
その結果、A・Bともに高得点。
その時に話していた問題は結果として出題されなかったが、大事なのは『どういう感じで出されるのだろうか』/strong>と意識しながら勉強することだ。
「○○を、△△という言葉を使って説明せよ」
「正誤問題で、ここに下線が引かれていそうだな」
「このニュース、『この国の場所を塗れ』って出そう」
本来、興味を持ってその科目・問題に取り組むのが王道。しかし、どうしても興味が持てない場合は、『テストへどう出題されるか』を意識するといい。そうすれば、脳への入り方が変わってくるのを実感するはずだ。
【図・表・絵・吹き出しを活用する】「勉強のヒント」253
今日の一言:
「ノートを取る際には、図・表・絵・吹き出しを活用せよ」
解説:
どうしてマンガがわかりやすいのか。それは、図・表・絵・吹き出しがふんだんに使われているからだ。
マンガを描くには、その事象を完全に理解していないと描けない。
ということは、図・表・絵に表現しようとすることは、その内容をもっと理解しようと脳が働くということだ。
授業を聞きながらノートを取る際は、その話の内容を『図・表・絵』にできないか考えながら話を聞こう。
そして、自分が抱いた感想を『吹き出し』で一言添える習慣をつけよう。
【ムシがいい考え】「勉強のヒント」252
今日の一言:
「0.1秒早く打てるようになるまで、何百本のスパイクを打ったことだろう」
解説:
北京オリンピック出場を決めた女子バレーボール日本代表。
さまざまな勝因があるだろうが、その一つにトスからスパイクまでのスピードが早くなったことがあげられるとのこと。たった0.1秒のスピードを上げるのに、血のにじむような練習があったに違いない。
日本のトップレベルの人でさえ、レベルアップするのにそのような練習をしている。
たった1週間前からしか勉強していないのに、成績が上がらないとなげくとはなんてムシのいい話だ。
トップレベルの人の話から、『真の努力』を感じ取ろう。
【固い決意】「勉強のヒント」251
今日の一言:
「富士山に登ろうと心に決めた人だけが富士山に登っている。
散歩のついでに富士山に登った人は一人もいない。」
—ジョージ秋山
解説:
固い決意のもとに実行した人のみが目標に到達できる。
なんとなく惰性で行動するついでに目標を到達した人はいない。
これを勉強に置き換えるとどうなるか。
成績を上げようと固い決意を持って勉強した人のみが、目標を達成できる。
ゲームのついでに勉強をして、成績を上げた人は一人もいない。
固い決意と行動で、目標に到達せよ。
【共感力を高める】「勉強のヒント」250
今日の一言:
「共感力を高めることで、幸せの回数が増える」
解説:
生徒の前で話をしていて、2タイプの生徒がいると気づくことがある。
表情豊かに『共感』しながら話を聞いてくれる生徒と、話に『共感』できずに無表情に話を聞く生徒の2タイプだ。
小中学生間においてこの『共感力』の差は大きい。
ちなみに、前者と後者の2タイプで学力が高いのは、一般的に前者。これは今も昔も変わっていない。
成績がいい子は、勉強や読書による疑似体験が豊富なので、14年かそこらの人生経験しかなくても大人が話す内容に共感することができる。
勉強で疑似体験を増やす→共感力を高める→幸せの回数を増やす
「勉強で幸せになれる」というのはまんざら嘘ではない。