ブログ | 福島市 学習塾 高校受験 個別指導 A-TOP - Part 64
【緊張をほぐす】「勉強のヒント」140
今日の一言:
「緊張した時は、呼吸法が効果的」
解説:
試験直前などは、誰でも緊張する。大丈夫だ。
ほどよい緊張感によって、思わぬ力を発揮することもある。
心を落ち着かせたい時は、呼吸法が効果的。
【ポイント】(鼻呼吸)
1.腹式呼吸を意識する
2.お腹に小さめの風船を置くイメージをする
3.吸う時に風船を軽く膨らませるイメージ
4.吐く時は風船の空気が少しずつしぼむイメージ
5.1・2・3・4・5と数えながら呼吸する
6.1・2で吸って、3・4・5でゆっくり吐くようにする
これで大丈夫だ。ベストを尽くせる。
【え?傾向が変わった?】「勉強のヒント」139
今日の一言:
「過去問とまったく違う傾向が出されたら、『よしっ!ラッキー』と思え」
解説:
本番で、過去問や模擬テストと傾向がガラリと変わることはよくある。
まさか、自分だけのテストが違うわけではないだろう。
そう、受験生みんながドキッとしているはずだ。
だからこそ、問題を見た瞬間は、
『よしっ!ラッキー。傾向が変わるのを知っていたから大丈夫』
と心の中でつぶやこう。
傾向が変わったからといって、やるべきことは変わらない。
目の前の問題に集中するだけだ。
【推論を立てる】「勉強のヒント」138
今日の一言:
「『こうなっているということは、もしかしてこうなるのかな?』
—成績の伸びる生徒」
解説:
成績の伸びる生徒、仕事のできる社会人は、
何かをするときに『もしかしてこうなるのかな?』と推論を立てるクセを身につけている。
映画を見ていても、
小説を読んでいても、
人の話を聞いていても、
授業・講義を聞いていても、
問題を解いていても…、
どんな時も。
「…ということは、○○になるのかな?」
何かの根拠に基づいて推論を立てることは、その人の思考力を向上させる。
【今を処理する】「勉強のヒント」137
今日の一言:
「今日できることを、明日に延ばすな。
今日それを片付ければ、明日はそれが楽しみになる。」
—ジェイムズ・ミッチェナー(作家)
解説:
少しでいいから先を見る癖をつけよう。
先を見る余裕があれば、勉強に追われなくなる。
自分で追いかけるようになる。
そのためには、今日できることを明日に延ばさないことだ。
今日それを片付ければ、明日はまた別の新しいことを始められる。
明日になって、昨日のことをしないためにも、今すぐに動こう。
「やっておけばよかった…」というストレスを抱えるより、「やっておいてよかった」という安ど感を数多く得よう。
【理解と暗記】「勉強のヒント」136
今日の一言:
「暗記だとすぐに忘れてしまうことも、理解がともなえば長期化する」
解説:
「とにかく覚えろ」方式でわからないまま『丸暗記』すると、肝心な時に忘れてしまうことがある。
『理解』がともなう『暗記』は鬼に金棒だ。
[例]中3理科・天体
星の日周運動
地球の自転は西→東
⇒ だから星は東→西(太陽と同じ)
⇒ 1日24時間で1周
⇒ だから1時間15度、東→西
⇒ 観測点から見て、
東の空[右上がり]
南の空[左から右]
西の空[右下がり]
北の空[反時計回り]
理由づけで覚えることで、暗記が長期化する。
【論理的な考え方-その3】「勉強のヒント」135
今日の一言:
「自分の意見を明確にするための手法は、『3What3W1H』」
—樋口裕一『ホンモノの思考力』より
解説:
自分の意見を明確にするための手法は、樋口裕一著『ホンモノの思考力』が参考になる。
以下の「メモの型」をもとに何かを考える癖をつけるといい。
【メモの型】
1)what(それは何か/定義)「そもそも…とは?」
2)what(何が起こっているか/現象)「今、起こっているのは…」
3)what(何がその結果起こるか/結果)「このままでいくと…」
4)why(なぜそれが起こるのか/理由・根拠)「なぜそのようなことが起こっているのかというと…」
5)when(いつからそうなのか/歴史的状況)「かつてはどうだったかというと…」
6)where(どこでそうなのか/地理的状況)「他の○○はどうかというと…」
7)how(どうやればいいのか/対策)「どうすれば改善できるかというと…」
意見を持つことは、論理力を鍛えることにつながる。
【論理的な考え方-その2】「勉強のヒント」134
今日の一言:
「常に批判的な目を持つ」
解説:
批判的な目を養う方法はいくつかある。
(1)毎日、新聞の投書欄に目を通す。
そこには、突っ込みどころ満載の素人の投書がたくさんある。
それらを読みながら、自分の意見を明確にする。
(2)友達・家族とディベートをしてみる。
反対意見をあえて述べてみて、自分の矛盾点を相手に指摘してもらう。
矛盾点をなくすような根拠を探す習慣をつける。
(3)国語の論説文に反論してみる。
受験生ならば毎日のように触れている論説文に反論してみる。
さまざまな根拠で筆者を批判してみよう。
【論理的な考え方-その1】「勉強のヒント」133
今日の一言:
「論理力は、社会人になってからもっとも使える力だ」
解説:
社会に出て仕事を始めると、さまざまな問題が表出する。
それらの問題をどう解決するかで、その人の能力がわかる。
問題解決能力は、論理力と実行力によって向上する。
論理的な考え方とは、
1)現状分析 →2)問題提起 → 3)判断 → 4)判断の根拠 →5)提案
の5段階だ。
この能力を向上させるには、常に問題意識を持つ必要がある。
(続きは次号へ)
【奮い立たせる一言】「勉強のヒント」132
今日の一言:
「朝起きたら、『今日だけは○○しよう』と唱えてみる」
解説:
生活にメリハリがない、マンネリ化している、気持ちがたるんできた…。そんな時は、
「今日だけは○○しよう」
と、朝起きて鏡に向かって唱えてみるといいだろう。
「今日だけは、自分に厳しくしてみよう」
「今日だけは、自分との約束を守ってみよう」
「今日だけは、誰とでも笑顔で過ごしてみよう」
「今日だけは、胸を張って自信を持って過ごしてみよう」
「今日だけは…」
1日限定ならがんばれる。
【記憶の定着】「勉強のヒント」131
今日の一言:
「ツリー構造で考える」
解説:
すべての知識は、太い幹から枝分かれしていくツリー構造でとらえる。
問題を見た瞬間に、その問題は、
「どの幹の、どの枝の、どの葉なのか」
をわかるようにすることが大切だ。
幹・枝がわかっていれば、記憶をたどりやすい。
Windowsのファイル管理法と同様のイメージだ。
[中学社会の例]
三国干渉
葉…ロシア・ドイツ・フランス、リャオトン半島、
小枝…下関条約、日清戦争後
大枝…日清・日露戦争
幹…明治時代
葉ばかりにこだわってしまうと流れが見えなくなって、並び替え問題や記述問題に苦労することになる。