勉強のヒント | 福島市 学習塾 高校受験 個別指導 A-TOP - Part 2
【まずは書き出す】「勉強のヒント」665
今日の一言:
「夏休みは『緊急でないけど重要』なことをこなすチャンス。『緊急でかつ重要』なことはとっとと終わらせよう。」
解説:
普段の生活だと、「部活動」「定期テスト」「模擬テスト」「学校の予習」「宿題」などに追われてしまい、どうしても『緊急でかつ重要』なことしかできていない。
夏休みなどの長期休暇は、ふだんやり残しがちな『緊急でないけど重要』なことをこなすチャンスだといえる。
そこで、夏休みに入る前に一度夏休み中に「やるべきこと」「やりたいこと」をすべて付箋に書き出してみよう。そして、それらのことを緊急度に合わせて並べ替え、緊急度の高い順に終わらせていくのだ。
『緊急でないけど重要』なことを終わらせた時に、そこに成長した自分がいるはずだ。
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【客観的に見て】「勉強のヒント」664
今日の一言:
「自分は今、客観的に見てどう映っているのか?」
解説:
「自分のやり方はこうだ」
「今までこれでやってきた」
「これがいい方法だと思う」
「この書き方は変えられない」
「夜型だから、朝型はムリ」
と、たいていの人間は現状維持を好むものだ。
だが、ちょっと立ち止まって考えてみよう。
「そのやり方で成績は上がってきたのか?」と。
もし、今までと同じ考え方ややり方で成績が上がっていなかったのなら、自分を客観的に見てみよう。
成績上位を維持しているあの人が、自分を見たらこう思うだろうと「客観視」するのだ。あの人なら、成績を上げるために君にどういうことを言うだろうか。
もう一度、自分の教科書やノート、参考書、自分の勉強法、自分の習慣を「客観視」してみよう。
何か発見があるはずだ。
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【テストを想定する習慣】「勉強のヒント」663
今日の一言:
「デキる生徒は『テストの時にはどうする?』を常に意識している」
解説:
昨日、2次方程式の解き方を質問に来た生徒がいた。
単純に解き方がわからないようだったので、共通因数でくくる解法を教えた。
鋭いのはここから。その生徒はこう言った。
—————–
「じゃぁ、2次方程式の計算でテストの時にまず考えるのは、『(左辺が)2乗=整数』の形。それか『共通因数』でくくる、または『因数分解』。それでダメなら『平方完成』ってことでいいんですか?」—————–
この生徒は、その解法だけを聞きに来たのではなく、『実際にテストに出題された時に自分はどうすればいいのか?』を解決しに来たのだ。
常にテストを意識して問題を解いているからこそできる。
テストを想定する習慣を持とう。
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【同じ1分】「勉強のヒント」662
今日の一言:
「入試の1分も、今過ごした1分も同じ1分。ならば、どう使う?」
解説:
入試当日試験中に全力でぶつかる50分も、
入試1ヶ月前の追い込み時に集中して過ごす50分も、
入試半年前の今散漫に過ごした50分も…
すべて同じ50分だ。
入試1週間前になって、50分が100分になることはあるはずもない。
『今』の積み重ねが、『入試当日』に結果となって表れることを認識しよう。
入試1ヶ月前になって、やっと重い腰を上げても遅いのだ。映画やマンガに影響されて一発逆転伝説を夢見るのはもうやめだ。
『今の1分』を大事にコツコツ努力している生徒こそ、『結果』が出る生徒だ。
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【埋めるだけの勉強】「勉強のヒント」661
今日の一言:
「『とにかく書いて覚えろ』を鵜呑みにしてはいけない。」
解説:
英単語・歴史上の人物名・事件・地名など、ある程度回数を書いて覚えることは必要だ。
しかし、何も考えずに書いているだけではただの記号の羅列。丸暗記は忘れるのも早いということを認識しておこう。
それらの言葉が、
どのような場面で使われる単語なのか?
どのような文で使われる単語なのか?
どのような流れで出てきた人物なのか?
どのような流れで起きた事件なのか?
その国や都市は地理上・歴史上においてどのような役割を果たしてきたのか?
を考えながら覚えることで、記憶が長期化する。
『とにかく書いて覚えろ』の丸暗記だけで通用するほど入試は甘くない。関連する類義語・対義語・関連する人物や事件などを引き出せるようになって、やっと本当の『知識』となる。
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【感情を込めるには】「勉強のヒント」660
今日の一言:
「吹き出しを使って、ノートに入りこめ」
解説:
ノートを取る際は、先生が言った大切なポイントを吹き出しを使って強調。
いつ吹き出しを使うかを意識することで、先生が話す大事なポイントが見えやすくなる。
慣れてきたら、自分の感情も別の吹き出しで余白に書いておくといい。
「なるほどね」「なんで?」「ということは…」など。
1回1回の授業を無駄に過ごしている生徒の口癖は、「学校の授業がつまらない」だ。
つまらなくしているのは、「自分自身」だということを忘れるな。
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【とにかく前へ】「勉強のヒント」659
今日の一言:
「成功する人は前進し続ける。
失敗もするが、途中で投げ出すことはない。」
—コンラッド・ヒルトン(ヒルトンホテル創業者)
解説:
この時期、勉強のやり方に迷いなかなか結果が出ずに悩むこともあるだろう。
でも、失敗したからといって投げ出してはいけない。途中で投げ出した人で成功した人はいないからだ。
じゃぁ、どんな人が成功するのか。どんな生徒が成績を伸ばせるのか。
それは、失敗しても投げ出さず、成功するまで成績が伸びるまで努力し続けた人が成功するんだ。
壁を越えられないからといって投げ出してしまったら、そこで成長は止まる。壁を越えるまで努力し続けるからこそ成長するんだ。
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【私憲法のススメ】「勉強のヒント」659
今日の一言:
「成績を上げるための『私憲法』を持とう」
解説:
夏休みが近い。だらだら過ごさないようにするためには、自分を律するための約束事が大事。
そのための『約束事』を決めてしまおう。
それは、『私憲法』と呼ばれる大事な行動基準だ。どうすればいいか迷った時に頼りになる大事な憲法だ。
最初からたくさんの条文を用意する必要はない。
今の自分に必要な行動基準をまずは1つだけ用意しよう。この勉強のヒントから引用してもいい。
守れるようになったら1つずつ増やす。これからは『私憲法』が君の判断基準だ。
【制定例】
・後の1時間より今の10分。
・志望校から『ぜひ君に来てほしい』と言われる行動。
・感謝を忘れない。
・未来の自分が喜ぶ行動をする。
・ピンチはチャンス。逆境を喜ぶ。
・「できない」ではなく「どうすればできるか」を考える。
制定した私憲法は、夏休みだけでなく今後の生活に必ずや生きてくるに違いない。
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【時間をつくる感覚】「勉強のヒント」658
今日の一言:
「時間は、貯めることはできないがつくることはできる」
解説:
時間は公平である。大人であろうと、子どもであろうと、公平に与えられている。しかし、時間は残念ながら貯めることはできない。にもかかわらず、なぜ同じ学校・同じ部活動に所属している生徒同士で、忙しさに差が生じるのか。
それは、「時間の作り方」がひとりひとり違うからだ。
Aくんは、期限前日にやっと行動し始める。
Bさんは、期限3日前から行動し始める。
Cくんは、提示されてすぐに行動し始める。
やるべきことをすぐに終わらせることで先のことが考えられ、近い未来に目を向けられるようになる。未来に目を向けることで、気持ちにゆとりが生まれる。そのゆとりから、自分が本来やりたいことを主体的に探すようになる。
つまり、やるべきことを与えられていた状態から、自らやりたいことを探す状態へ変われるのだ。
やりたいことが見つからないなら、まずは「時間をつくる」ことだ。
時間をつくるためには、今すぐに行動することだ。
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【後で楽をするためには…】「勉強のヒント」657
今日の一言:
「『今これをやっておけば後で楽だよな』を少しずつ増やす」
解説:
「追い込まれないとやらない」生徒はいつの世代にもいる。夏休みも残り1週間になってからやっと「宿題一覧」を引っ張り出して焦り、残り3日になってからやっととりかかり始めるような生徒が。
その生徒は、『後で楽をした』経験がないのだ。何をするにも常に追い込まれていて、『あれ出さなくちゃな』という気分を提出期限直前まで引っ張ってしまう。
どうやってこの性質を直すか。
それは、『後で楽をした』経験を少しずつ増やすのだ。
その時のキーワードが、『今これをやっておけば後で楽だよな』だ。やるべきことを『今すぐやる』ことで、『後で楽をする』ことができる。
しかし、「自分は追い込まれないとやれないんです」という人もいる。そんな人には、期限を細切れにするテクニックがいい。勉強のヒントNo.206参照。
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