読解力は会話から | 福島市 学習塾 高校受験 個別指導 A-TOP
【会話は大切に】「勉強のヒント」267
今日の一言:
「一文で伝わるように話す習慣をつけることで、思考力がUPする」
解説:
毎日学校で交わしている友達との会話。
疑問点をなれなれしく尋ねる先生との会話。
ふだん何気なく使っている家族との会話。
自分が話したことが伝わらず、相手から次のように質問されることはないだろうか?
「何が?」
「え?何のこと?」
「○○のこと?」
これらは、相手に伝えるべき情報が不足しているために起こる質問だ。
会話がまどろっこしくなるのもそのせいである。
もちろん、『友達どうしなんだからそれでもいいじゃん』という声も聞こえてきそうだが、
勉強にかかわるとなるとそうもいかない。
実際、生徒同士の会話を観察していると、
会話力は国語の読解力にほぼ比例しているように感じられる。
読解が苦手な生徒の会話には、相手が理解するのに必要な情報が不足しているケースが多い。
相手に伝わるように順序立てて話す習慣をつけることで、
情報を整理する能力に加えて思考力もUPすることができる。
「いつ、どこで、誰が、何を、どのように、なぜ」
できる限り相手がイメージできるように話す習慣をつけてみよう。