【伝説の弊害】「勉強のヒント」241
今日の一言:
「伝説で言われているような『奇跡の逆転合格』を信じすぎてはいないか?」
解説:
今の時期からA判定が出ている志望校が目標では、どうしても気が緩む。『志望校は1ランク上へ』が目標の鉄則だ。
しかし、だからといって『奇跡の逆転合格』を信じすぎてはいけない。先輩や合格体験記などのそれを信じすぎたために、本腰を入れ始めるのが遅すぎた生徒を、過去何人も見てきた。
「あの先輩は、部活が終わった夏から偏差値が20UPした」
「12月の模試でE判定だったけど、志望校に受かった人を知っている」
→「だから、まだこの時期はそんなに勉強しなくてもいいだろう」
→「自分だって、その気になればいつだって上げられるんだから」
自分こそがその例外の一人になれると思っているのだろうか。
この手の話を信じすぎる生徒は、地道に努力するのを嫌う傾向がある。定期テストや模擬テストでも、直前にヤマをはり『当たった』『外れた』で一喜一憂する。
直前の勉強に頼りすぎるのではなく、日頃から地道にコツコツ勉強すること。
「学問に王道はない」のだから。
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