【『そうだったのか』を増やす】「勉強のヒント」357
今日の一言:
「『そうだったのか』が勉強を楽しくする」
解説:
中学生に「勉強は楽しい?」と聞くと、ほとんどの生徒が「楽しくない」と答える。しかし、中には「楽しい」と答える生徒もいる。これらの違いは何なのか。
それは、「知的好奇心」が高いか、低いかの違いなのかもしれない。知的好奇心が高い生徒の口癖は、「それってどういうこと?」だ。知らないことがあるとすぐに調べたり、人に聞いたりする習慣を持っている。
それで知った瞬間に、「そうだったのか」で納得する。さらにそれを誰かに説明することで、知識を自分のものにしていく。
この繰り返しが、「楽しい」ということなのだ。
冒頭で「楽しくない」と答えた生徒でも、「これって今まで学んだアノ単元と同じ考え方なんだよ」と教えてあげると、「そうだったのか」と納得する。その時の顔は、いかにも「楽しそう」に見える。
つまり、勉強を楽しくするかしないかは「それってどういうことだ?」の回数にかかっているということだ。
「そんなこと知らなくても別に…」や、「それを知ってどうなるの?」という考え方が芽生えた瞬間に勉強は「楽しくなく」なる。
「そうだったのか」を意識的に増やしてみよう。
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