【無知の知を知れ】「勉強のヒント」607
今日の一言:
「優秀な生徒ほど、分からないという言葉に敏感である」
解説:
ソクラテスはかつて、こんなことを言った。世の識者たちは、自分がだいじなことを知らないということに気づいていない。つまり、わかっていないということを忘れてしまっている。それに対して、自分は、知らないということを知っている。つまり、わかっていないということを忘れていない。この点で、世の識者たちよりも自分のほうがものごとがよくわかっている、と言えるだろう、と。
「知らないということを知っている」ことを「無知の知」という。
永井均『〈子ども〉のための哲学』より
分かっていない生徒ほど、「わかった」という。
優秀な生徒は、「自分は本当に分かっているのだろうか」と常に真剣に自問自答している。『知らない』ということを認知することで、知への欲求が高まる。
無知の知を知ろう。
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