【まずい料理と遅い料理】「勉強のヒント」404
今日の一言:
「完全な遅い仕事より、不完全でも早い仕事」
解説:
レストランに入る。料理がなかなか出てこない。自分よりも後に入った客のところには料理が届いているのに、自分のところには料理が出てこない。
こんなシーンに遭遇したらたいていの人は怒り出すに違いない。
ただ、まずい料理に怒る人はほとんどいない。「まだ料理来ないんですけど…」と不機嫌に怒っている人はよく見るが、「これ、まずいんですけど…」と怒っている人は見たことがない。
これはなぜか。
料理がまずいというのはその人の資質に関わることで、料理が遅いというのは人の資質に無関係だからだ。料理を早く出すのは、その人の意志がすべてだ。早く作ろうと思えば、早く出せるはずなのだ。
勉強も仕事もこれに近い。
もし勉強の神様がいるとしたら、その神様を不機嫌にするのは何か。それは、早くとりかからない自分たちの『意志の弱さ』に対してだ。『勉強の理解度』に対して怒るのではない。
「まだ取りかからないんですけど…」
と、神様に怒られないようにすぐに取りかかろう。機嫌を損ねた瞬間、成績は伸びなくなる。
(もちろん『完全な早い仕事』がベストです)
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