【報告の効果】「勉強のヒント」375
今日の一言:
「『報告』を意識することで『やる気』が出る」
解説:
思い出してみよう。
幼稚園の頃、幼稚園で何があったかお家の人に楽しそうに話しただろう。
小学校の頃、先生に褒められるとお家の人に嬉しそうに話しただろう。
報告することで「誰かに認められている」と実感できるから話をするのだ。
中学・高校に入るにつれて前述のような報告の機会は減っていく。
きっとそれらの報告は、『定期テストの得点』や『実力テストの偏差値』、そして『模擬テストの志望校判定』というシビアな形式に変わっていくのだ。
すると、家の人も「シビアな見方」でしか対応できなくなる。
最近褒められていないだろうと感じる中高生が多いのも無理はない。
しかし、報告できるものはさきほどのシビアなものだけではない。
『勉強時間』に始まり、『最近取り組んでいる科目』、『意識して変えている生活習慣』など、自分が積極的に取り組んでいるものを『報告』してみてはどうだろう。
家の人に『報告』しづらいなら、学校や塾の先生、友人でもいい。もちろん、この『勉強のヒント』宛でもいい。
自分の普段の行動に、「これって報告できるな」と意識することが「やる気」につながるのだ。
『やる気』につなげられるような『報告』を誰かにしてみようか。
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