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【目標を分割する】「勉強のヒント」368
今日の一言:
「最終目標を達成するために、目標を小分けにする。」
解説:
この時期に「○○高校(大学)合格!」と最終目標を立てただけで終わっていないだろうか。
甲子園常連校を思い浮かべてほしい。
彼らは「夏の甲子園優勝!」という最終目標を立てただけで、後は夏まで漠然と練習しているわけではない。直近の「秋季地区大会、ノーエラーで全勝!」という目標に始まり、「地方大会、優勝!」と、最終的な「夏の甲子園優勝」に至るまでに数々の目標を達成すべく練習する。しかも具体的に。
「○○高校(大学)合格!」に到達するまでに、「次の模擬テストで数学20点UP」という目標を立てる。そのために「24日までに数学問題集を毎日1ページ」の目標を立て、さらに「不明点は翌々日に繰り越さない」というように取り組み方の目標も立てる。
この時期には、あいまいで長期的な目標だけでなく、より短期的な数値目標が必要だ。
それは、期限と数値を明確にした短期目標だ。
的確な目標は、日々の行動を支配する。
今日の一言:
「具体的で、数値付きの、心の底から納得した、現実的な、期限付きの目標を設定しよう。」
解説:
昨年の自分を振り返り、自分で自分に腹立ったことはなかっただろうか。
そんな自分を変えるための目標を立てるといい。
×勉強を好きになる
○テスト前に慌てて勉強してたもんな。あんな思いは嫌だ。よし。
「まずは1ヶ月、毎日40分タイマー2セットの勉強をする」
という目標を立てよう。
[目標設定のヒント]
S:Specific (具体的である)
勉強を好きになるというのはあいまい。基準が不明瞭。
M:Measurable (計測できる)
40分×2という数値が計測しやすい。
A:Agreed upon (同意している)
自分で納得していないと意味がない。
R:Realistic (現実的である)
できそうにない目標だと、やる気が出ない。できそうだな…と思うくらいの目標にするといい。
T:Timely (期日が明確)
期限を決めて、1度その期限に検証しよう。
—神田昌典「非常識な成功法則」より