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【具体と抽象の往復】「勉強のヒント」373
今日の一言:
「『たとえば…』と『要するに…』を使いこなせ」
解説:
『意味が分からない』が口癖の生徒は「具体化」できていない。
『何て言ったらいいんだろ』が口癖の生徒は「抽象化」できていない。
この2つは、国語力(というか理解力)に直結している。
常に人の話を聞く時は、頭の中で具体と抽象を往復させるといいだろう。
つまり、『それって、たとえば…のようなものなのかな』と具体例で考えたり、『これまでの話をまとめると、要するに…ということなのかな』と一般的な言い方でまとめる習慣をつけるということだ。
この往復のスピードが早い人ほど、一般的に理解力が早い。
さすがに友達との会話で意識する必要はないが、講師の話を聞いたり本や教科書を読んだりする時には意識的に『たとえば…』『要するに…』を使いこなしてみよう。