やる気の出る方法 | 福島市 学習塾 高校受験 個別指導 A-TOP
【まずは言ってみる】「勉強のヒント」388
今日の一言:
「きっかけとともに『やる気が出てきたような気がする』と言ってみよう」
解説:
どうしてもやる気が出ない時は、つい言ってしまいがちだ。
「やる気出ないなぁ」と。
一度口にしてしまうと、脳は一気にブレーキをかける。言葉は思考を司る。その言葉を発したからといってやる気が起こることはない。
同じ言葉を発するなら、やる気が起きるような言葉を発しよう。
立ち上がると同時に、
「やる気が出てきたような気がする」
と言ってみるんだ。
この時、ただこの言葉を発するのではなく、何らかのきっかけとともに発するのをおすすめする。
ガムを噛み始めると同時に言う。
コーヒーを口にすると同時に言う。
チョコを食べ始めると同時に言う。
深呼吸をすると同時に言う。
思いきり背伸びをすると同時に言う。
あたかも、そのきっかけがやる気を与えてくれたかのように感じるはずだ。
とにかく、まずは言ってみよう。
「やる気出てきたぞ~」
今日の一言:
「『報告』を意識することで『やる気』が出る」
解説:
思い出してみよう。
幼稚園の頃、幼稚園で何があったかお家の人に楽しそうに話しただろう。
小学校の頃、先生に褒められるとお家の人に嬉しそうに話しただろう。
報告することで「誰かに認められている」と実感できるから話をするのだ。
中学・高校に入るにつれて前述のような報告の機会は減っていく。
きっとそれらの報告は、『定期テストの得点』や『実力テストの偏差値』、そして『模擬テストの志望校判定』というシビアな形式に変わっていくのだ。
すると、家の人も「シビアな見方」でしか対応できなくなる。
最近褒められていないだろうと感じる中高生が多いのも無理はない。
しかし、報告できるものはさきほどのシビアなものだけではない。
『勉強時間』に始まり、『最近取り組んでいる科目』、『意識して変えている生活習慣』など、自分が積極的に取り組んでいるものを『報告』してみてはどうだろう。
家の人に『報告』しづらいなら、学校や塾の先生、友人でもいい。もちろん、この『勉強のヒント』宛でもいい。
自分の普段の行動に、「これって報告できるな」と意識することが「やる気」につながるのだ。
『やる気』につなげられるような『報告』を誰かにしてみようか。