2008 8 月
【寝る前にイメージする】「勉強のヒント」323
今日の一言:
「脳へプラスイメージを与え続けると行動が変化する」
解説:
脳の司令塔である海馬は、人が寝ている時にあらゆる情報を整理する。
海馬にとって、寝る直前の情報が脳内で最初に出会う情報だという。
だから、寝る直前に一日の出来事を思い出すとともに、なりたい自分をイメージすることはとても大事なのだ。
まず、一日の出来事を想起することで脳内の記憶が整理される。
これで記憶の保持力が高まる。
そして、寝る直前に「こうなりたい」とイメージすることでポジティブな自分のイメージが潜在意識に刷り込まれていく。
その潜在意識が自分の行動をあらゆる場面で変えていくんだ。
夏休みのこの時期は、自分の弱点を克服しているイメージがいいだろう。
【登山の楽しみ】「勉強のヒント」322
今日の一言:
「山に登るように、毎日を生きてみよう。頂上に向かう途中、心では常に目標を描く。しかし、登るプロセスの中でも、数々の美しい景色に遭遇できるものだ。」
—Harold B. Melchart
解説:
人生を山登りにたとえられた言葉は数多くあるが、この言葉ほど勉強の世界を如実に表すものはない。
目標を立て、その目標に向かって毎日を生活する。
目標に向かう途中、心の中では常に目標がイメージされている。
もちろん、なかなか目標に近づかなくて苦しいこともあるだろう。
しかし、その苦しさの中にも問題を解けた嬉しさや、勉強によって新たな発見をした喜びを体験することができる。
数々の名シーンに遭遇することができる。
それらの名シーンに遭遇しながら目標に近づき、そして目標に達する。
今、自分は山登りのどの辺にいるだろうか。
【80%主義のススメ】「勉強のヒント」321
今日の一言:
「完璧主義が引き起こす0%。80%主義だからこそ30%。どっちがいいかは明らかだ。」
解説:
完璧主義で100%終わらせるのが一番いい。
しかし、この完璧主義は時にはマイナス方向に働く。
それは、パーフェクトにできなかった場合に生じる自己嫌悪感とストレスだ。
その感情に支配されたために、結果0%…という生徒を数多く見てきた。
また、完璧主義の人は一度やり始めるとものすごいパワーを発揮するが、
しかし、意気込みが人並み外れているのでとりかかるまでに時間がかかる。
そして、結果はやはりやらずじまい……
それよりもむしろ、80%主義で『30%でやめてもいいし…』と自分に許可を与えながらやり始めた生徒の方が途中でバテない。
結果、最初の意欲の30%以上の成果を出してくる。
意欲満点の0%より、意欲八割の30%。
0%からは何も生まれないことを肝に銘じよう。
【見られることの効果】「勉強のヒント」320
今日の一言:
「強制力を働かせるために『他人の視線』を活用する」
解説:
授業参観の日に立ち歩きをしている生徒はいない。
部活中、監督の目の前で手を抜く生徒もいない。
提出しなければならないプリントに落書きをしている生徒もいない。
オープンキッチンで客から見える構造になっているのに、調理場が不潔なお店もない。
人の目を過剰に気にするのはよくないが、他人に見られることは想像以上に強制力を持つことは確かだ。
夏休みで刺激が少ない毎日。
自分の成果を誰かに見せる、あるいは誰かに見られることで自分に刺激を与えてはどうだろう。
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1. その日に勉強したノート・問題集等を誰かに見せる
2. その日に勉強した内容を記録し誰かと見せ合う
3. その日に勉強した内容を誰かにメールする
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この場合の誰かとは、友達・先生・親・先輩など誰でもいい。
誰かに見られること前提に勉強するのは、思った以上に強制力が働く。
この効果は、こうして私が「勉強のヒント」を毎日更新し続けられていることからも明らかだ。
読者のみなさん、毎日読んでくれてありがとう。
【塗り絵感覚】「勉強のヒント」319
今日の一言:
「単元別の塗り絵を完成させよう」
解説:
和田秀樹氏(精神科医/受験アドバイザー)は受験勉強を『塗り絵』にたとえた。
ひとつひとつの単元を塗りつぶしていく勉強は、受験勉強には有効だというのだ。
うちの塾でも、単元別に復習できるPCトレーニングがあり、
そこで中学生で学ぶすべての単元が網羅してある単元表を配っている。
生徒は自分の苦手な単元をその表から探し学習する。
そして、克服したら塗りつぶす。
この作業には、
1.完了していない単元が一目瞭然
2.穴が空いている単元を埋めたくなる心理が働く
3.全体の中でどの辺りを勉強しているかがわかる
といったメリットがある。
単元表に代わるものとして、問題集などの目次をコピーし掲示しておくといいだろう。
色を塗る行為は思った以上に気持ちいい。


