2008 8 月
【小テストのススメ】「勉強のヒント」333
今日の一言:
「復習に小テストを盛り込む」
解説:
Inputの確認にはOutputが最も効率がいい。そのOutputに最適なのが小テストだ。
単純に教科書を読み返すという復習でも効果はあるが、それに加えて小テストを盛り込むとさらに効率的だ。
小テストの方法はいたって簡単。ふだん使っている問題集を使うだけ。
ただし、前提として問題集は、「できる限り直接書き込みをしない」ことをおすすめする。
何度でも同じ範囲をテストできるからだ。
【小テストの実施方法】
1.その日に勉強した該当範囲をピックアップして小テスト
2.実施日を必ず書き込む
3.小テストの結果(○、×)も問題集に書き込む
4.点数を問題集に書き込む
5.一言感想を添える
間違えた問題を翌日やり直すのは言うまでもない。
【無から始まる仕事】「勉強のヒント」332
今日の一言:
「勉強は無から何かを生み出すわけではない。もともとあるものの真似をし(学び)それを使うだけだ。」
解説:
初めて見るタイプの問題も、実は今までに見たことがある問題をアレンジしたものだ。中高生の勉強は無から何かを創造するものではなく、先人が今まで勉強してきたものを学びとることからはじまる。
生徒がどれだけ問題数をこなし、経験を積んできたかが問われているのだ。その経験もただこなすだけではなく、自分なりに表現できるよう「自分のモノ」にしてきたかどうかが重要だ。
常に自問自答しよう。
「これがテストに出るとしたらどうやって時間内に解くだろうか」
を。
【つくるのは自分】「勉強のヒント」331
今日の一言:
「If you build it, he will come.」
—映画『フィールド・オブ・ドリームズ』より
解説:
単純に直訳すると「君がそれをつくるなら、彼はやってくるだろう」だが、これは実に奥が深い言葉だ。
彼が来るのは、あくまでも君がそれをつくったからである。
君がそれをつくらなければ彼は永遠に来ない。
つまり、彼をここへ呼ぶも呼ばないも君次第だということだ。
もちろん、この勉強のヒントにおいて「つくるもの」が何を表して、「彼」が何なのかはわかっているだろう。
そうだ。
「つくるもの=行動」「彼=やる気」だ。
いつまで待っても「やる気」はやって来ない。そう、君が「行動」しない限り…。
【実力?運任せ?】「勉強のヒント」330
今日の一言:
「ツキというのは、明らかに一番確実性が薄いから、全力を尽くした後であてにすべきだ。」
—エルビン・フェルトナー
解説:
試験前日に解いた問題が、運よく模擬テストに出題されることがある。
「たまたま昨日解いた問題が出た!よかったぁ~」
「それってツイてるね」
となる。
この場合、確かにツイているとも言える。
しかし、実はこの生徒はテスト前日だけでなく普段からテストに向けてしっかり復習をするタイプだったりする。
だから、もしかしたら、
「たまたまおととい解いた問題が出た!よかったぁ~」となる場合もあれば、
「今朝解いた問題が出た!やっててよかったぁ~」となる場合もある。
さらに、
「先週授業でやったところをしっかり見直ししてたからできたよ、先生。」となる場合もある。
つまり、「ツキ」というのは結局自分から引き寄せるものであって、最初からあてにするものではないということだ。
日ごろから全力で勉強している生徒こそ、本当の「運」を引き寄せるケースを今日まで何百人とみてきた。
最初から「ツキ」をあてにするのではなく、全力を尽くした後であてにすべきなんだ。
【自己採点で終わり?】「勉強のヒント」329
今日の一言:
「模擬テストの後の自己採点だけで点は伸びない」
解説:
ここ福島では今中学生が模擬テストラッシュだ。うちの塾でも模擬テストが終了したばかり。
自己採点は模擬テスト終了後即実施している。
しかし、自己採点をしただけで安心してしまう生徒がいる。
間違えた問題が少ない成績上位性は、自己採点の場でやり直しができるからいいが、間違えた問題が多い生徒は、解き直しの時間を別に設ける必要がある。
自己採点だけでは点数は伸びない。
その後の解き直しが完了し、類題ができるようになって初めて模擬テストの価値が高まる。
志望校判定をするのは12月に入ってからの模擬テストで十分だ。
模擬テストこそ優れた教材であることを肝に銘じよう。
【紙に書く】「勉強のヒント」328
今日の一言:
「憧れを実現にはまず『紙に書く』ことだ」
解説:
『こうなったらいいな』という憧れは誰でも持っている。
それを実現するかどうかの違いは、『紙に書いて』『行動を起こす』かどうかだ。
進学を目指している中高生であれば誰でも『成績が伸びたらいいな』と思っている。
思っているうちはあくまでも「憧れ」である。
それを『紙に書いて』普段から持ち歩き、常に目にするようになって「目標」に変わる。
でもその目標を常に持っていても実現できない人がいる。それは、行動を起こさない人だ。
「目標に向かって行動を起こす」
そんな単純なことができるかできないかが、憧れを実現する分かれ目だ。
いったい、これを読んでいる人の何パーセントが実際に「紙に書く」行動をとるだろうか。
「わかっちゃいるけどできない人」=「わかっていない人」
という等式を再認識しよう。
【認められれば…】「勉強のヒント」327
今日の一言:
「『すげぇっ!』と言われる快感を味わう」
解説:
どんな時にやる気が出るか。
それは社会人であろうと学生であろうと園児であろうと、すべて『褒められた時』だ。
幼い頃、ボタンをひとりでかけられたことを褒められた。
それからは、いろいろなことを自分でやってみようと思う。
それでまた褒められて成長した。
学生である今、保護者とのコミュニケーション機会がぐっと減り、最近褒められていないと感じることもあるだろう。
そうして『褒められる』ことに飢えた生徒は、『認められる』ことに価値を覚えるようになる。
自分が他人に『認められる』こと表した一言が、「すげぇっ!」だ。
友達が難しい問題に頭を悩ませている。それを自分がスラスラ解ける。友達が「すげぇ~!」と驚く。
先生が講義中、歴史の難しい箇所の問題を出す。自分が指名される。答える。クラス一同が「すげぇ~」とざわめく。
テストが返却される。周囲より自分の方が点数がいい。「すごいね」と称賛される。
イメージしてみよう。自分が「すげぇっ!」と言われるのはどんな場面なのか。
このイメージ力が強ければ強いほど、勉強へのモチベーションが上がる。
成績上位層が高得点を維持できる理由は、それを言われる回数が他の人よりも多かったからだ。
自分は、いつ、どの場面で、どんな様子で、どんな言葉をかけられるのか。
詳細にイメージしてみるんだ。
【デキるようにふるまう】「勉強のヒント」326
今日の一言:
「デキる生徒は『評定5のオーラ』を出している」
解説:
教えたことのない生徒を受け持った時に、教壇に立って真っ先に学力がわかるのはデキる生徒である。
というのも、人の話を聞く姿勢が他の生徒とは圧倒的に違うからだ。
デキる生徒はいわゆる『評定5のオーラ』を出している。
そのオーラとは、
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1. 姿勢が伸びている
2. 話者の目を見ている
3. うなずいている
4. リアクションが豊か
5. 指示を聞きもらさない
6. とりかかりが早い
7. 字を書くスピードが速い
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の7つだ。
さらに感心するのは、デキる生徒はこれら1~7を、
授業を受けている時だけではなく、家庭学習の時にも徹底できていることだ。
家でも
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1. 姿勢を伸ばしながら勉強をし、
2. 授業時のノートを思い出し、
3. うなずきながら「あぁ、そうだった」と納得しながら、
4. 「よし、わかってきたぞ」と感情豊かに表現し、
5. 宿題箇所を間違えることもない。
6. 腰を上げるまでのとりかかりが早く、
7. 仕上げるスピードがとにかく速い。
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そんなふるまい方を一度してみてはどうだろう。
世界が一変するはずだ。
【暗記に理解を】「勉強のヒント」325
今日の一言:
「暗記は最小限、理解は最大限」
解説:
受験生になると丸暗記しなければならない場面に数多く遭遇する。
その丸暗記を受験日までに覚えていられるかどうかが問題だ。
もちろん、受験までに数多く復習し自分のものにするなら大丈夫だろう。
しかし、なかなかそうはいかない。
『無意味に丸暗記した内容は忘却率が早い』ということを数多くの科学者が立証済みなのを知っているだろう。
丸暗記する前またはした後に最大限に理解する努力をしてみよう。
そのときのキーワードは、「what」「why」「how」だ。
what…そもそもそれは何なのか?
why…なぜそうなるのか
how…どうやって人に説明するか?
「丸暗記しないための工夫」を自ら考えることで、暗記事項を少しでも減らすことができる。
【お天道様が見ています】「勉強のヒント」324
今日の一言:
「太陽に見下ろされて『怠け者がここに寝ている』と言われるな」
解説:
真夏の日差しに照りつけられて熱くなったアスファルト。
体感温度は35℃以上だ。
その中を自転車で30分以上必死にこいでくる中学生がいる。夏期講習のためにだ。
そんな生徒は授業を受ける姿勢からして違う。
「せっかく来たのだから、少しでも成長しなくちゃもったいない」と、そんな気持ちがひしひしと伝わってくる。
一方で、冷房の効いた快適な部屋でだらだらとゲーム三昧の日々を送る中学生もいる。
太陽から見て『怠け者』に見えるその人と、日々努力する『働き者』にそれぞれどんな結果を下すのだろうか……。
もちろん、太陽が結果を決めるわけではない。自分自身の行動が結果を決めるんだ。
しかし、行動が伴わない人に決していい結果は下されない。
太陽から見て自分は『怠け者』になっていないだろうか。


