2008 8 月
【視界から消す】「勉強のヒント」343
今日の一言:
「キーワード『視界から消す』ことで集中力を上げよう」
解説:
集中できる環境をつくることで集中力を上げよう。集中できる環境とは、勉強以外のモノがない環境だ。
視界に勉強に関係のないモノがあると、それだけで集中力がそがれる。
だから、勉強を始めるときには、まず机の上からその科目以外のものを視界から消す。
もちろん携帯電話もゲームも漫画もだ。
図書館や自習室などで集中できるのは、『誘惑の要因』がないからだとも言える。
とすれば、『誘惑の要因』を自分でできる限り排除した空間をつくれば、
家にいながらにして集中できる環境をつくることができる。
キーワードは『視界から消す』だ。
【基礎は簡単?】「勉強のヒント」342
今日の一言:
「そんなこと知ってるし…と基礎をおろそかにする生徒こそ危険な生徒だ」
解説:
デキる生徒はわかっている話でも真剣な姿勢で聞く。
「自分が知らないことはもうないだろうか」という一言一句聞きもらすまいという態度で聞く。
それは、基礎こそが最も大切だということをわかっているからだ。
逆に、ちょっとデキる生徒こそが危ない。
少し聞きかじってわかったような態度で、
「もうそんなことは知ってるし…」と講師の話を聞こうとしない。
教える側からみるともっともタチが悪い生徒だ。
そんな生徒は、自分が間違えたときでも自分の実力のせいだとは決して認めない。
「ケアレスミスがあったから点数が取れなかった…。それさえなければ90点取れていた。」と、自分はもっと実力があると勘違いしている。
簡単なものが基礎ではない。
基礎だからこそ慎重に何度も徹底しなければならないのだ。
【自分に厳しく他人に優しく】「勉強のヒント」341
今日の一言:
「人を好意的に評価することは自分が評価されやすい環境をつくることにつながる」
—築山節『脳が冴える15の習慣』より
解説:
とかく人に対して厳しい評価を下す人がいる。
たとえば、オリンピックで期待された競技でメダルを逃せば『何やってんだよ!』と誰よりも悔しい本人に厳しい言葉を浴びせる。
人を好意的に評価できない人は、自分も好意的に評価されていない人が多い。
人は自分がされたように人に接する傾向がある。
逆にいえば、自分が人を好意的に評価すれば自分も好意的に評価されやすくなるといえる。
「自分は認められていない」と嘆く前に、「はたして自分は人を認めているだろうか」と振り返ってみよう。
評価されるかどうかは自分次第なのだから。
【基礎が先】「勉強のヒント」340
今日の一言:
「型をしっかり覚えた後に、”型破り”になれる。」
—中村勘三郎(歌舞伎役者)
解説:
基礎もきちんとできていないうちに、応用問題に移りたがる生徒がいる。
英語の5文型を理解していないのに長文をやりたがり、数学の方程式ができないのに関数をやりたがり、歴史の全体の流れもわかっていないのに記述対策をやりたがる。
まずは基礎。型をしっかり覚えるんだ。
そのあとに自分独自のやり方を見つけていく。デキる生徒は決して基礎をおろそかにしない。
【遊び心を入れてみるその2】「勉強のヒント」339
今日の一言:
「デキる人の『遊び心』の入れ方」
解説:
『遊び心』の入れ方にはコツがある。前号からの続きも含めて紹介しよう。
1. ゲーム感覚をもつ
次々に現れるボスキャラを倒すロールプレイングゲームの感覚を持つことだ。
ゲーム並に熟考し、思うような結果が得られたら『自分はすごい』と自画自賛する。
2. 報奨を用意する
細かな目標を設定し、その目標を達成するたびに報奨を用意する。
そのご褒美を『楽しみ』にしながら動く。
3. ライバルを想定する
自分がその相手を勝手にライバルと思っているだけでいい。
相手にそう思われてなくても別にいい。
「ライバルに勝つには…」と戦術を必死に考え実行する。
相手がどういう勉強をしているか参考にするのもいいだろう。
4. 笑いの要素を入れる
もちろん勉強は苦しいものだ。
しかし、デキる人が仕事や勉強に関して『つらい。疲れた。』を連呼しているシーンを見たことがない。
きっと意識的に『笑』を入れているからだ。デキる人の『イイ顔』は見ていてすがすがしい。
5. 異性を活用する
『あのコの気を引きたい』
『スゴイと思われたい』
『人前でスラスラ解けるようになりたい』…
これらの動機は決して不純ではない。あって当然だ。
しかし、デキる人はこれらの動機を、仕事や勉強の妨げにならない程度にうまく抑える。
別にそうまでしてデキる人のマネをしなくてもいいという人もいるかもしれない。
実際、それらの人達とは生まれ・育ち・性格が違うだろうし。
しかし、今まで私が出会ってきたデキる人たちに、なぜかこれらの要素が共通していたことは事実なのだ。
【遊び心を入れてみるその1】「勉強のヒント」338
今日の一言:
「息詰まる勉強に時折『遊び心』を入れてみよう」
解説:
私が今までに会ってきた勉強や仕事がデキる人物の共通点。
それは『遊び心』だ。
仕事にしても勉強にしてもあらゆるところに『遊び心』を入れている。
それはこんな感じだ。
『遊び心』の入れ方
1. ゲーム感覚をもつ
次々に現れるボスキャラを倒すロールプレイングゲームの感覚である。
目標を達成するためには、どんな道具をどのタイミングで出せばよいかをゲーム並に熟考する。
そして、その通りに自分が動いて達成したときには『さすが私』と自画自賛。
2. 報奨を用意する
目標達成に大きなモチベーションになるのが、この報奨。
いわゆる「ご褒美」だが、このご褒美はそんなに大きくなくてもいい。
『デザートにケーキを食べる』など、ささやかなご褒美を細かく用意することで、仕事や勉強を楽しみなものに変える。
続きは次号へ。
【勉強?作業?】「勉強のヒント」337
今日の一言:
「今しているその動作は、勉強なのか、作業なのか」
解説:
受験勉強とは、点数になる動作をさす。
たとえば、歴史の流れを暗記すべくブランクだらけのノートを暗記する動作。
これはいかにも受験勉強だ。
また、数学の過去問を解いて間違えた問題を解き直す動作。
これも受験勉強だ。
作業とは、点数にならない動作をさす。
たとえば、単語カード作りやノートまとめ。
これは作業であって勉強ではない。
いや、確かにノートにまとめることによって頭に入ると主張する人もいるかもしれないが、
まとめた内容をoutputできなければそれは勉強とは言わない。
したがって、これらの動作は勉強時間に入れてはいけない。
今自分がしている、またはこれからする動作は、『勉強』なのか『作業』なのか。
自分で明確にしないと、『作業』を『勉強』と勘違いしてしまい時間をかけた割には点数が取れないというパターンに陥る。
『作業』をするなとは言わない。
「勉強ではなく作業をしている」と自覚するのが大事だということだ。
【報・連・相の重要性その2】「勉強のヒント」336
今日の一言:
「仕事では当たり前の『報・連・相』を勉強でも当たり前にする」
解説:
『報』の重要性は前号で述べたとおり。
次に連絡。といっても、中高生における連絡相手は限られている。
自分が発信し、その情報を受け取るのはやはり『家の人、友達、先生』だ。
要は、自分が情報を発信した数だけ情報をもらえると思った方がいい。
連絡をこまめに取ろう。
最後に相談。何か起きる前にすぐに『相談する』習慣を持とう。
迷ったらすかさず誰かに相談。
ただし、自分の意見をあらかじめもった上で相談しないと『自己解決力』が磨かれない。
相談するときには自分の意見を明確にする必要がある。
報・連・相がきちんとできる生徒こそ、成績が伸びる生徒だ。
【報・連・相の重要性その1】「勉強のヒント」335
今日の一言:
「仕事では当たり前の『報・連・相』を勉強でも当たり前にする」
解説:
『報』は報告、『連』は連絡、『相』は相談を意味する。
この社会人には欠かせない『報・連・相』が、実は勉強においても大事だったりする。
孤独な勉強にこの『報・連・相』を加えてみよう。
孤独になりがちな勉強が一気に協同作業へ変化する。
まずは報告相手を決める。
この場合の報告相手は、家の人でも友達でもメル友でも先生でもいい。
勉強した内容・時間をオープンにするんだ。そうすることで強制力が働く。
人に公開するのが嫌な人は、ノートやスケジュール帳などに記録しそれを報告代りにする。
連・相に関しては次号へ。
【上がらない習慣】「勉強のヒント」334
今日の一言:
「成績が上がらないのは、単純に自分がそう決めているから…」
解説:
ダラダラと勉強をするな。徹底的にやれ!何が何でも上げろ!
成績が上がらないなら、上がるように意識を変革しろ!
効果がでない勉強は止めろ!
効果がでない勉強法は、でるように変えろ!
やるなら、とことんまでやる。徹底的にやる。
すると、その勉強をやめても、絶対、将来に役立つ。
—神田昌典「仕事のヒント」参照


