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がんばる仲間【克己心】

某都道府県在住の浪人生のI君からその相談(?!)がメールで送られてきたのは、12月11日のことでした。

人間って二日間で40時間勉強するのって不可能なんかなぁ。
俺なら絶対にできると思うケド。よーしやってみまーす。
60分タイマーを13日の午前九時半までに40回鳴らしてミセマス。
何回鳴らせたか、また報告します。

僕は今までずっと勝ち続けてきました。でも今、始めて負けそうになっています。
だからまたこの試練を乗り越えて、勝者に戻ります。変わります。

大学受験に向けて必死にがんばっているI君。メールをくれたのは初めてでした

正直、センターまで1ヶ月ちょいのこの時期にこんなむちゃな勉強の仕方はおススメできません。

それは、

①効率が悪い
②睡眠が不規則になることから数日間悪影響が出るおそれがある

という理由です。普通ならば絶対に止めるでしょう。

しかし、この文面には、

『自分に試練を与えてそれをクリアして自信を取り戻してやろう』

というはっきりとした意志がにじみ出ています。与えられた課題をこなすために無理をするのではなく、自分に課した目標に対してやりぬいてやろうという強い意志です。

そういう経験ならば必ずや自分の自信につながるに違いありません。
だから、ぜひ頑張ってやりぬいてほしいという激励メールを送りました。

それから2日後、彼から再度メールが届きました。 

そのメールです。

初日17時間、二日目20時間でした。
60分という短い時間で区切ったために、休憩回数が増えてしまったことが初日の敗因です。
必ずしも効率的だったとは言えませんが、長いスパンで見た時に、絶対やってよかった思い出になりました。

早くお風呂に入りたいです。ベッドで寝たいです。ご飯が食べたいです。
ルーチンワークを崩したことによって、皮肉にも、なんか生きてるなぁって感じられるようになりました。

思ったことをやろうと思えばなんでも行動にうつせる環境にいることを幸せに想います。

戦争のない環境で勉強できる幸せを十分に享受し、将来、他者に還元したいと想います。
絶対に他者に還元します。(後略)

このメールを読んでいるうちに涙が出そうになりました。

「本当にやりきるなんて…」という驚きと、
「思ったことを行動にうつせる環境にいる自分を幸せに感じる」と言える謙虚さ、
そして、「絶対に他者に還元したい」という献身的な姿勢に、不覚にも感動して涙がにじんでしまいました。

このメールの後、私はI君にメールを送りました。

ついにやりとげましたね。
効率うんぬんの問題ではなく、自分で決めたことをやり遂げたその事実に意味があります。
君には、経営コンサルタントの吉田繁治の以下のコトバが似合ってますね。
「高橋尚子が言ったことが忘れられない。
 『金メダルをとって讃えられるより、自分に課した目標を達成したことが嬉しい。』
 誰にとっても肝心なはずの、自己経営の原理がここにあると思え、
 私はこのコトバに正座した。」

今の気持ち、一生忘れることはないと思いますが、
念のため写真に撮っておくことをおすすめします。
(その期間使ったノート・イス・洋服・筆箱…何でもいいですね)(後略)

文中に出てくる、高橋尚子(女子マラソン金メダリスト)の言葉が好きです。

『金メダルをとって讃えられるより、自分に課した目標を達成したことが嬉しい。』
 

さて、自分はI君のように、

『日々、自分に課した目標を達成できているだろうか…』

と、改めて考えさせられたのでした。。。

カテゴリー:やる気の出る話 | ブログ 投稿日:【2007 年 12 月 19 日】
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