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【気まぐれ日記】よってたかって…

突然だが、最近の風潮について書きとめておきたい。

そもそも『風潮』というのは誰が作るだろうか。国民全体?東京?OL?高校生?中学生?
もちろん、根本的には国民全体なのだが、実際は国民自らそれを創り出しているわけではないだろう。

風潮に影響を与えているモノの一つに、『マスメディア』が挙げられる。
マスメディアとは、人と人との間で情報を伝達する手段そのものであったり、コミュニティ内の感情を共有するためのものだったりする。

その代表的なものがテレビだ。新聞もインターネットももちろんマスメディアだが、テレビほど影響は大きくない。それは、自分自身が触れている時間の長さを比較すればわかる。

昨日、目にした(耳にした)メディアで最も時間が長かったのは何かと思いだせば、一部の職業の方を除いては老若男女問わずテレビのはずだ。

そんなテレビだが、最近は何かと『揚げ足とり』の風潮があるように感じる。

少し前では「カップラーメンの値段が400円」とか、「ホッケの煮付け」とか…。
ワイドショーを中心に、こんな人が首相をやっていていいのでしょうか的なノリで、おもしろおかしく報道していた。

確かに、カップラーメンは140円程度だということは庶民なら誰でも知っているだろう。
しかし、キャベツ1個はいくらかと聞かれると、自分は庶民であるはずなのに自信がない。

ホッケに煮付けはないということを知っていたかといえば、「まぁ、確かに開いて焼かれている姿しか見たことないよなぁ」という程度の知識である。骨、取りやすくていいんだよなぁ。あの魚。

別に麻生首相を擁護するわけではないのだが、そんなくだらないことを大々的に取り上げるのはどうなのだろうか。よっぽどその時間を『裁判員制度特集』に充てた方がいいと思える。

クイズ番組の「おばか」組の人気を考えれば、人の失敗・失言をテレビで取り上げるのは確かに視聴率が取れそうである。視聴者は「そんなのも知らないんだ」と優越感に浸れるから、視聴者から共感を得やすい。

ただ、これはとても危険な風潮のような気がするのである。テレビ(を含めたマスメディア)が1人をよってたかって責め立てる。手を替え品を替え、次から次へと追及していく。

もちろん、マスメディアが首相に同調しすぎるのも危険なのはわかっている。しかし、度が過ぎてはいないだろうか。

私には、テレビそのものが『揚げ足とり』をしながら「いじめ」を容認しているような気がしてならない。

「あはは。こいつ何でこんなのもしらねぇの?あほか?」
「そんな漢字も読めないんだ。それはヤバイでしょ。」

もし、学校で自分の子供がクラスのみんなにこんなことを言われたら、それはそれは…。

まぁ、確かに、一国の首相なのに「その発言は…」と首をかしげざるを得ない発言があるのも事実である。また、それが多いのも事実である。

ただ、肝心な本質の幹の部分を報道せずに、枝葉の部分ばかり取り上げて報道するのは、テレビ(を含めたマスメディア)本来の意義を脱してはいないか。

また、こういったブログなどで『炎上』という言葉が流行るのも、まさにそういった最近の風潮を象徴している。

さらに、「KY=空気が読めない」という言葉も同様だ。

「ここはみんなと一緒に責め立てようぜ」
「いやいやちょっと待てよ。本質を議論しよう。」
「何だよ、KYだな。ここはみんなに合わせろよ」

いつからこうなってしまったのだろうか。昔からそうだったような気もするが、それが最近になって特に気になるのは年をとったせいなのか。

テレビ(を含めたマスメディア)の報道に対して、
本質はどこにあるのか?
事実はどうなのか?
自分の意見はどうなのか?

テレビだけに頼らず複数のメディアから情報を収集することで、本質を見失うことなく自分の意見を確立していきたいと思う今日この頃。

また、生徒にも物事の本質をとらえる力をつけてほしいと願う今日この頃である。

カテゴリー:ブログ | プライベート 投稿日:【2008 年 11 月 30 日】
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